長谷川 ゆき Yuki Hasegawa ,Conductor, Piano
国立音楽大学ピアノ科、パリ市立高等音楽院室内楽研究科、ミラノ市立クラウディオ・アバド音楽院オーケストラ指揮専攻科他、伴奏科、作曲書法科、管弦楽法科修了。
日本クロアチア音楽協会例会に指揮者として度々客演、「高貴さやロマン性、民俗的な要素も加味された素晴らしい内容」「活気にあふれ、新古典主義の様式感が良く出ていた」(以上パパンドプーロ作曲シンフォニエッタ)、「緩徐楽章の哀愁がチャーミング」「イタリア的な明るさと、どこか愛嬌を感じさせる作風」(以上ソルコチェヴィッチ作曲交響曲) 等、日本初演で作品の魅力を伝える手腕が高く評価されている。
ピアニストとしてN響、パリオペラ座管、トリノ王立歌劇場管、ロッテルダムフィル、ロイヤルストックホルムフィル、台湾国家響等の首席奏者やパリ管団員、ソリスト、オペラ歌手と共演、CD録音に参加。その活動も度々「音楽の友」などで高評を得る。またソロリサイタルは「曲目毎にその特徴をうまく引き出し、とても雄弁かつ立体的」等の評を得ている。
'13年ブダペスト指揮講習会コンクールでは1位を獲得すると共に、主催のM.ディットリッヒ氏(ウィーン響a.D.)より「長谷川ゆきの音楽的知性、理解、およびスコアの実現は、彼女の並外れた才能を証明しました。 彼女は天分豊かで洗練された芸術家です」と推薦文を受けた。'23年ミラノ国際指揮コンクールベスト7、'20年ニキシュ国際(指揮), '06年ブラームス国際(ピアノ)両コンクール入選、'05年パリUFAM, ベラン両国際コンクール(室内楽)1位。
ピアノを山田富士子、南仏のT.ユイエ、ドイツのA.v.アルニム、室内楽をP.メイエ、E.ル・サージュの各氏に師事。欧州各地のマスタークラスに度々奨学生として参加、見聞に努める。在学中より管弦楽器コンクールの公式ピアニスト等を務めた後、パリにて指揮を学び始め、ファエンツァ「指揮者のためのイタリアン・アカデミー」、日本の指揮講座でも学ぶ。
コロナ禍の'21-22年には計12回に渡りネーメ・ヤルヴィ氏のリモートレッスンを受け「音楽的で繊細なジェスチャーと指揮技術、すばやく調整し新しいアイデアを取り入れる才能、曲についての深い知識と理解があります。指揮者として大きな期待のできる、優秀で情熱的な音楽家です。」と推薦文を受けた。
'24年度東京農工大学管弦楽団指揮者。サマーコンサートは「絵画的で情緒豊かで、各パートの分離も良く音が立つ。泣かせ過ぎると低俗な演奏になりがちだが、シベリウスの奥深さが際立つ好演」(交響曲 第1番)等の評を得ている。Austrian Imperial Arts(ウィーン)、プロアルテムジケ(東京)各協力アーティスト。
(2024年10月現在)
オフィシャルWEBサイト | https://yukihasegawa.com |
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