ニューヨーク・フィル・ブラス・クインテット

 

 

 

名門ニューヨーク・フィルハーモニックの名プレーヤーたちによる金管五重奏団!

世界最高のブラス・セクションが放つ、輝けるスーパー摩天楼の息吹!

現在のニューヨーク・フィルを支える主要現役プレイヤー達による

新生ニューヨーク・フィル・ブラスクインテット、待望の来日!!

【メンバー】

トランペット:クリストファー・マーティン NYフィル首席

Trumpet: Christopher Martin, principal
トランペット:イーサン・ベンスドーフ NYフィル奏者

Trumpet: Ethan Bensdorf

ホルン:リチャード・ディーン NYフィル首席

Horn: Richard Deane, principal

トロンボーン:コリン・ウィリアムズ  NYフィル副首席

Trombone: Colin Williams, associate principal

テューバ:アラン・ベイアー NYフィル首席

Tuba: Alan Baer, principal

 

クリストファー・マーティン, トランペット/Christopher Martin, Trumpet

クリストファー・マーティンは、2016年9月にニューヨーク・フィルハーモニックの首席トランペット奏者に就任。11シーズンの間シカゴ交響楽団の首席を務めたことをはじめ、アトランタ交響楽団の首席や、フィラデルフィア管弦楽団の副首席など、20年近くにわたってアメリカの主要オーケストラでの活躍してきた。 2016年10月には音楽監督のアラン・ギルバートによるG. リゲティによる作品《ミステリー・オヴ・ザ・マカーブル》を演奏し、ニューヨーク・フィルでソロデビューを果たした。

シカゴ・トリビューン紙では「力まずきめ細かな妙技」と称賛され、音楽監督リッカルド・ムーティ率いるシカゴ交響楽団と国内外で数多くソリストとして登場している。

 

 

 

 

 

 

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また、2012年クリストファー・ラウズの協奏曲《ヘイムダルのトランペット》の世界初演や、ムーティ指揮によるポーランド出身の作曲家アンジェイ・パヌフニクの《古代手法による協奏曲》の演奏や、アンドレ・ジョリヴェやアンリ・トマジの20世紀のフランスの協奏曲プログラム、そして、十何公演以上におよぶJ.S. バッハの《ブランデンブルグ協奏曲第2番》の演奏などがある。さらにオーストラリア室内管弦楽団やセイジ・オザワ松本フェスティバル、アトランタ交響楽団、アラバマ交響楽団、メキシコ国立交響楽団にもソリストとして登場している。

ソロの録音では、ジョン・ウィリアムズが作曲した〈スティーヴン・スピルバーグ監督『リンカーン』(2012)サントラ〉、ナショナル・ブラス・アンサンブルによるアルバム〈ガブリエル〉、2011年のシカゴ響レーベルによる〈ブラス・ライヴ〉などがある。

音楽教育にも熱心に取り組み、ノースウェスタン大学で教鞭を執り、シカゴ・シビック・オーケストラでも指導した。 2010年にはボストン響楽団のトランペット奏者である彼の弟マイケル・マーティンと共同でナショナル・ブラス・シンポジウムを創設。2016年にはアメリカのバンド指導者協会からウィンドバンドの発展に非常に貢献したとしてエドウィン・フランコ・ゴールドマン記念表彰を受彰した。

リサイタルでは、オルガン奏者でピアニストの妻マーガレットとともに演奏している。

 

 

 

 

 

 

 

[caption id="attachment_16215" align="alignright" width="200"] ©︎ Chris Lee[/caption]

イーサン・ベンスドーフ, トランペット/Ethan Bensdorf, Trumpet

イーサン・ベンスドーフがニューヨーク・フィルに加わったのは2008年6月。その前2007-08シーズンはフロリダ州のネイプルズ・フィルハーモニックで代理副主席として務めていた。2007年にノースウェスタン大学で音楽学士号を取得。バーバラ・バトラー、チャールズ・ガイヤー、およびクリストファー・マーティンに師事した。在学中、シカゴ交響楽団のためのトレーニングオーケストラであるシカゴのシビック・オーケストラで2年間演奏し、さらにニューワールド・シンフォニーとシカゴ交響楽団の現代的なアンサンブルであるMusic NOWで演奏している。 2005年5月「ザ・コンセルヴァトワール ・プロジェクト」リサイタルシリーズの一環として、ノースウェスタン大学の代表としてジョン・F・ケネディ・センターでの公演に選ばれた。

2006年9月、アメリカ沿岸警備隊軍楽隊およびマサチューセッツ州のバークシャー交響楽団へソロ出演し、アルマンド・ギターラ国際トランペット・クラシック賞を受賞。また、パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌へは2回、メリーランド州のナショナル・オーケストラ・インスティテュートにも参加。2006年と07年の夏には、タングルウッド音楽センターでフェローに選出され、ボストン交響楽団首席トランペット奏者でロジェ・ヴォワザン(2008年他界)の名前を冠したロジェ・ヴォワザン・トランペット賞を受賞した。

 

 

リチャード・ディーン, ホルン/Richard Deane, Horn

リチャード・ディーンは、2014年9月にニューヨーク・フィルの副首席に就任。現在は首席代行として活躍する。1987年からアトランタ交響楽団の三番奏者を務め、80以上のレコーディングに参加し、その内の20はグラミー賞を受賞している。アトランタ・チェンバー・プレイヤーズと共演。また、アトランタ交響楽団ブラスクインテットのメンバーであり、リレハンメルとアトランタのオリンピック文化交流の一環としてノルウェー・公演ツアーに参加。また、1985年、1987年の夏にコロラド・フィルハーモニー管弦楽団、1985〜87年はフィラデルフィア室内管弦楽団の首席ホルンを務め、1987年にはアメリカン・ホルン・コンクールにおいて第1位を受賞した。

 

 

 

 

 

 

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1999年5月には、ジョージア大学アセンズ校で開催された国際ホルン協会コンベンションの特集アーティストに選ばれた。ジュリアード音楽院、マンハッタン音楽院、イーストマン音楽院、シンシナティ大学音楽院、ミシガン大学、ジョージア州立大学、クリーヴランド州立大学、イースタンケンタッキー大学でマスタークラスを行ったほか、 2006〜14年、ジョージア大学で客員教授を務めた。2006〜13年はノースカロライナ州で開催されるブレバード音楽祭の首席ホルン奏者として毎夏を過ごした。

彼の記事「ブラームスの交響曲における第三ホルン奏者(The Third Horn Brahms Experience)」は、国際ホルン協会が発行する定期刊行誌「ザ・ホルン・コール」2007年春号に掲載され、自身初の教則本「ホルン演奏のさらなる上達のための効果的なアプローチ(Efficient Approach:Accelerated Development for Horn)」はアトランタ金管協会出版によって刊行された。

ケンタッキー州リッチモンド出身でスタンレー・ローソンの元で学び始めた。ジュリアード音楽院ではマイロン・ブルームに師事し音楽学の学士号を、シンシナティ大学音楽院ではマイケル・ハットフィールドに師事し音楽学の修士号を最優秀で修めた。マイアミ大学ではジェリー・ピールに、アスペン音楽祭ではデイヴィッド・ウェイクフィールドに師事した。

 

 

 

 

 

 

 

[caption id="attachment_16217" align="alignright" width="200"] ©︎ Chris Lee[/caption]

コリン・ウィリアムズ, トロンボーン/Colin Williams, Trombone

コリン・ウィリアムズは、2014年9月にニューヨーク・フィルに副首席トロンボーン奏者として入団。それまで、12シーズンにわたりアトランタ交響楽団の首席、サンアントニオ交響楽団では3シーズンの間首席を務めた。また、シカゴ交響楽団、ワシントン・ナショナル交響楽団、ヒューストン交響楽団にも出演した。

2003年にアトランタ交響楽団でポール・クレストンの《トロンボーンのための幻想曲》を演奏してソロデビューを果たした。また、サンアントニオ交響楽団、アメリカ陸軍軍楽隊、アメリカ陸軍士官学校軍楽隊、ジョージア・ブラスバンド、アトランタ・ウィンドアンサンブル、ジュリアード管弦楽団、そしてジェームズ・マディソン大学ブラスバンドのゲスト・ソリストを務めたほか、イースタン・トロンボーン・ワークショップおよび国際トロンボーンフェスティバル(ITF)のソリストとしても登場している。

 

 

 

 

 

 

続きはこちら 室内楽演奏家としての活動も多く、サイトウ・キネン・フェスティバル松本(現セイジ・オザワ松本フェスティバル)において小澤征爾の指揮のもとそのオーケストラに加わり、グランドティトン音楽祭、アメリア島室内楽祭など、数多くのフェスティバルに参加した。また、シカゴ室内楽団とも共演している。

最初のソロCD ”Roadwork”は、彼のアトランタ交響楽団在籍中の同僚ビル・トーマスとジョージ・カランと共同で制作した。2010年にコロンバス州立大学のブラッドリー・パーマーとともに、4人のトロンボーン奏者が集まり「サウスイースト・トロンボーン・シンポジウム」を設立。継続的な取り組みを通して、ウィリアムズは何百人もの若いトロンボーン奏者の教育に貢献した。

高校時代は、ダグラス・ライトに師事。ニューヨーク・フィルの首席トロンボーン奏者ジョセフ・アレッシと、同じくトロンボーン奏者のデビッド・フィンレイソンに師事すべく、マンハッタン音楽院とジュリアード学校に進んだ。ウェスト音楽アカデミーの卒業生であり、現在はニューヨーク・フィルハーモニック・グローバル・アカデミーのパートナーを務める。

 

 

 

 

 

 

 

アラン・ベイアー, テューバ/Alan Baer, Tuba

アラン・ベイヤーは2004年6月21日に、首席テューバ奏者としてニューヨーク・フィルに入団した。それまでは、ミルウォーキー交響楽団、ロングビーチ交響楽団、ルイジアナ・フィルハーモニー管弦楽団で活躍。彼の演奏における功績はウラディーミル・アシュケナージ指揮クリーヴランド管弦楽団との録音があげられる。また、ウィスコンシン州のペニンスラ音楽祭、ニューオーリンズ・フィルハーモニー交響楽団(現ルイジアナ・フィルハーモニー管弦楽団)、ロサンゼルス・コンサート・オーケストラ、オーハイ・フェスティバル・オーケストラ(カリフォルニア)、ロサンゼルス・フィルハーモニック、シカゴ交響楽団での演奏もあり、さらに、スイス、オーストリア、ドイツ、フランスを含むヨーロッパの公演ツアーでは、ソリストとしても注目されている。

 

 

 

 

 

 

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ペンシルベニア州インディアナ大学の学部生として、ゲイリー・バードに師事。クリーヴランド音楽院ではロナルド・ビショップに師事し、音楽学士号を取得。南カリフォルニア大学、クリーヴランド音楽院、そしてロングビーチのカリフォルニア州立大学の大学院課程を卒業し、そこでトミー・ジョンソンに師事した。ロングビーチにいる間に、カリフォルニア州立大学で教え、大学のテューバ・アンサンブルと金管合奏も指導した。ミルウォーキーでは、ウィスコンシン大学でテューバとユーフォニアムの非常勤講師を、テューバ・ ユーフォニアム・アンサンブルのディレクターを務めた。

 

 

 

 

 

 

 

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