©Hideki Otsuka
小山 実稚恵 (ピアノ)Michie Koyama, Piano
圧倒的存在感をもつ日本を代表するピアニスト。チャイコフスキーコンクール、ショパン国際ピアノコンクール入賞以来、常に第一線で活躍し続けている。
協奏曲のレパートリーは60曲を超え、国内外の主要オーケストラや指揮者からの信頼も厚く、数多くの演奏会にソリストとして指名されている。
2016年度 芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した『12年間・24回リサイタルシリーズ』(2006年〜17年)や『ベートーヴェン、そして…』(2019年〜21年)が、その演奏と企画性で高く評価された。2022年からは、サントリーホール・シリーズI「Concerto<以心伝心>」を開催。2026年より、シリーズII「Recital<未来永劫>」を展開している。
これまで共演したオーケストラとして、国内の主要オーケストラはもとより、モスクワ放送響(現チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ)、ベルリン響、ロイヤル・フィル、BBC響、イギリス室内管、ロッテルダム・フィル、シンフォニア・ヴァルソヴィア、ワルシャワ・フィル、モントリオール響、ボルティモア響などが挙げられ、フェドセーエフ、テミルカーノフ、マリナー、小澤征爾といった国際的指揮者と共演している。デュメイ、ギトリス、ブルネロといった名だたるソリストと室内楽で共演する。
ショパン、チャイコフスキー、ロン=ティボー、ミュンヘンなど、国際音楽コンクールの審査員も務める。
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また、東日本大震災以降は、被災地の学校や公共施設などで演奏を行い、仙台では被災地活動の一環として自ら企画立案し、ゼネラル・プロデューサーを務める『こどもの夢ひろば"ボレロ"』を開催。音楽を通した心の交流の場、音楽に限らず子どもたちが新たな体験を重ねながら、自分の好きなものを見つけられるような場を創りたいと、情熱を注ぐ。
CDは、ソニー・ミュージックレーベルズと専属契約を結び35枚をリリース。2つのベートーヴェン・アルバム『ハンマークラヴィーア・ソナタ他』と『ピアノ・ソナタ第30、31、32番』は、深化するピアニズムが大きな話題を集めた。2025年のデビュー40周年記念公演を収めた『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番』ライヴ盤(2026年5月発売)は、レコード芸術特選盤に選出されている。著書として『点と魂と―スイートスポットを探して』をKADOKAWAより、また平野昭氏との共著『ベートーヴェンとピアノ』(全2巻)を音楽之友社より出版している。
2005年度 文化庁芸術祭音楽部門大賞、2013年度 東燃ゼネラル音楽賞洋楽部門本賞、2013年度 レコード・アカデミー賞(器楽部門『シャコンヌ』)、2015年度 NHK交響楽団「有馬賞」、2015年度 文化庁芸術祭音楽部門優秀賞、2015年度 ミュージック・ペンクラブ音楽賞受賞。2018年度 大阪市市民表彰を受ける。2017年度には、紫綬褒章を受章している。
東京藝術大学、同大学院修了。吉田見知子、田村宏両氏に師事。
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