Stuttgarter Kammerorchester
バロック・ブームの祖と
鬼才ツェートマイヤーが作る新たなる
「シュトゥットガルト室内管弦楽団」
1945年、カール・ミュンヒンガーによって設立されて以来、オーケストラ界で国際的な名声を得てきたシュトゥットガルト室内管弦楽団。J.S.バッハおよびウィーンの古典派の作品に対し新時代の解釈を打ち立てた彼らは、今日のバロックブームに火をつけ、一つのクラシックジャンルを確立させた。
ミュンヒンガー、デニス・ラッセル・デイヴィスと才能溢れる指揮者たちのもと活躍の場を広げ、ミハエル・ホフシュテッターが首席指揮者を務めた2006年~2013年には、ドイツで活躍する現代作曲家へ作品を委嘱するなど、あらゆる現代的なレパートリーを加えた。1949年ジュネーブから始まったレコーディングでは、長い伝統を継承しながら数百におよぶディスコグラフィーが更新されている。
さらに彼らは、世界中のコンサートへの出演や国際的なフェスティバルへの参加にとどまらず、各地の大使としても活動し、フランス・スペイン・南米・日本・韓国などにおいて慈善公演を開催。障害のある学生や若者の教育プロジェクトにも携わり、2008年にはその業績が評価されヨーロッパ文化財団のヨーロッパ室内楽賞を受賞した。
近年も世界各地でクラシックファンのみならず多くの観客を魅了し続けている。


トーマス・ツェートマイヤー
指揮、ヴァイオリンソロ
Thomas Zehetmair
conductor and solo violin

卓越したヴァイオリニストであり、近年では指揮者としても高い評価を得ているツェートマイヤーが、今回のツアーではその実力を余すところなく発揮する。
トーマス・ツェートマイヤーは2019年のシーズンよりシュトゥットガルト室内管弦楽団の首席指揮者を務め、2020年からはオーヴェルニュ国立管弦楽団の首席指揮者を務めている。ヴァイオリンのソリストとしてのキャリアをスタートさせた当初から、一流のオーケストラにて活躍してきた。
指揮者として世界中で活躍しており、なかでもパリ室内管弦楽団の首席指揮者、セントポール室内管弦楽団(アメリカ)のアーティスティック・パートナーを長年務めた。2002年から2014年までロイヤル・ノーザン・シンフォニアの音楽監督(現在も桂冠指揮者)を務め、シューベルト、シューマン、シベリウス、ハンス・ガールの交響曲や、新たに発見されたブリテンの管弦楽曲の録音によって、英国を代表するオーケストラのひとつとしての地位を確立する。
ワイマール大学とニューカッスル大学から名誉博士号を授与。
2024年冬、シュトゥットガルト室内管弦楽団との契約延長が発表された。新任期は2027年夏までである。

2025年11月 来日決定
- 11月24日(月・祝)【Coming soon...】
- 11月25日(火)【Coming soon...】
- 11月26日(水)【Coming soon...】
- 11月26日(水)【Coming soon...】
- 11月27日(木)【東京公演】すみだトリフォニーホール
プログラム
メンデルスゾーン:
弦楽のための交響曲 第10番 口短調
モーツァルト:
ヴィオリン協奏曲第4番 ニ長調 KV 218
トーマス・ツェートマイヤー:
弦楽合奏のためのパッサカリア、バーレスク、コラール
モーツァルト:
交響曲第29番イ長調 KV 201