ウィーンの名門 オッテンザマーファミリーの貴公子!
新時代を担う若き天才クラリネット奏者
2011年3月、22歳の若さでベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者に就任。父エルンストは83年より、兄ダニエルは09年よりウィーン・フィルの首席奏者を務めるという、クラリネットの超名門一家。ソロ・クラリネット奏者としては史上初めてドイツ・グラモフォンとの専属契約を結んだ若きカリスマ。
アンドレアス・オッテンザマー Andreas Ottensamer, clarinet
1989年、ウィーンにて音楽一家に生まれる。4歳でピアノのレッスンを始め、1999年よりウィーン国立音楽大学にてチェロをヴォルフガング・ヘルツァーに師事。11歳のときにクラリネットに転向し、2003年よりウィーン国立音楽大学にてヨハン・ヒンドラーに師事。ペーター・シュミードル、ヴェンツェル・フックス、リッカルド・モラレスにも教えを受ける。
オーストリア青少年音楽コンクールではクラリネット、チェロ、ピアノ、室内楽部門で12度の優勝。2007年、Musica Juventutisコンクールに優勝し、コンツェルトハウスでの受賞者演奏会に出演。
アメリカ・ハーヴァード大学にてリベラルアーツの勉学に励む中の2009年、ベルリンのカラヤン・アカデミーに入学、ほどなくベルリン・ドイツ交響楽団首席奏者に就任。
ソリストとしてヨーロッパ各地、日本、アメリカでツアーを行い、またゲルギエフ音楽祭にも参加、ロッテルダム・フィル、名古屋フィル、ウィーン・ヴィルトゥオーゼンなどと共演、指揮者ではグスターボ・ドゥダメル、ヤニック・ネゼ=セガンなど多くと共演している。
室内楽での活躍も目覚ましく、共演者にはレイフ・オヴェ・アンスネス、マレイ・ペライア、トーマス・ハンプソン、アンゲリカ・キルヒシュラーガー、ジュリアン・ラクリン、ベンヤミン・シュミット、ヴェロニカ・ハーゲン、ヨーヨー・マ、ニコラス・アルシュターツ、エマニュエル・パユなど一流演奏家が名を並べ、またアンサンブル・ベルリンや、シャルーン・アンサンブル・ベルリンなどのアンサンブルメンバーとしても活躍している。
2005年、父エルンスト、兄ダニエルと共にトリオ「クラリノッティ」を結成。3人のために多くの作品が作曲され、またCDもリリース、幅広い活躍を続けている。