ウィーン・カメラータ・シュルツ

ウィーンが誇る名門シュルツ家とその音楽仲間たち、伝統息づく極上の調べ

 

 

 

 

ウィーン・カメラータ・シュルツ Camerata Schulz Wien

ウィーン・フィルの首席フルート奏者ヴォルフガング・シュルツが、理想のサウンドとスタイルを実現するために設立した「ウィーン・カメラータ・シュルツ」。ウィーン代々の名門音楽一家、シュルツ家とゆかりの深い音楽家たちで構成されており、ゲルハルト・シュルツ(アルバン・ベルク弦楽四重奏団)、ウラ・シュルツの教え子たち、またウィーン・フィルハーモニー管弦楽団メンバーほか、選りすぐりの精鋭が集結、コンサートマスターはヴェロニカ・シュルツが務める。

2000 年に最初のコンサートを行って以来、ヘラクレス・ザール(ミュンヘン)、カンマー城、ヴァルトハウゼン教会(アッパー・オーストリア)、聖ゲロルト修道院(フォアアールベルク)、ケルンテンの夏音楽祭(オシアッハ)など主要音楽祭、またヴァイトホーフェン・アン・デア・イプス、 ラクセンブルク城、シャンゼリゼ劇場(パリ)、ストラスブール大聖堂などのヨーロッパ各地のホールにて多彩なプログラムで出演。ウィーンの伝統の正統な研鑽に裏付けされた弦楽の響きは絶妙の均質性を誇り、絶賛を浴びている。

共演者には、グザヴィエ・ドゥ・メストレ、アンサンブル・ウィーン=ベルリン、フランツ・バルトロメイ、ヘルムート・ドイチュ、アンドレアス・オッテンザマー、ダニエル・オッテンザマー、吉野直子、など一流音楽家が名を連ねる。

CDはモーツァルトのフルート協奏曲全曲を2003年、パウル・グルダとの共演、シュテファン・ドール(ベルリンフィルソロホルン奏者)とのモーツァルトのコンチェルトなど、いずれも高い評価を受ける。

 

ヴォルフガング・シュルツ(音楽監督/フルート)

Wolfgang Schulz / Music Director, Flute

ウィーン・フィルのソロ・フルート奏者であるヴォルフガング・シュルツは、世界で最も著名且つ活動的な演奏者に数えられる。

若い時から既にソリストそして室内楽奏者として国際的活躍をし、ザルツブルク音楽祭、ウィーン祝祭週間、シュレスヴィーク・ホルシュタイン音楽祭、ラヴェンナ音楽祭、ルツェルン祝祭週間など名だたる音楽祭に参加した。

デュオのパートナーとしては、ピアニストのヘルムート・ドイチュ、エリザベート・レオンスカヤ、アンドラーシュ・シフ、そしてシュテファン・ヴラダー等である。1983年からは木管五重奏団「アンサンブル・ウィーン=ベルリン」のフルート奏者である。

ヴォルフガング・シュルツのレパートリーは、バロックから現代作品まで含み、アバド、バーンスタイン、ベーム、マーゼル、メータ、小澤、プレヴィン、シュタインの指揮者と共に世界中の音楽都市で演奏をしている。

オーストリアの現代作曲家ツェルハ、エーダー、エレード、ウアバンナー、ヴィリーにとって、彼は無くてはならない存在であり、幾多の受賞を含む数多くの録音を残している。

フランスのルールマランでの“Bonheur musical”では彼が1996年から音楽監督を務めている。

1979年よりウィーン国立音楽大学で教鞭をとっており、彼の豊富な芸術的経験と音楽へのインスピレーションは、重要なフルート教育者として、世界中のマスタークラスにおいてもその立場を確固たるものにしている。

 

 

一覧に戻る