イモージェン・クーパー

端正かつのびやか、深く豊かな音色

薫り高く溢れ出る気品

 

 

 

 

 

  • 批評より

「優雅なリズムと柔らかな音色。たたみかけ、ふわりと緩む表情。行きつ戻りつする静と動の起伏が何とも自然で聴き手を幸福にする」

(ムジカノーヴァ)

「厳格さとのびやかさを併せ持ち、シューベルトならではの扇情的なパートの細部に至るまで几帳面かつ情熱的だった」

(サンデー・タイムス紙/シューベルト・ソナタ・チクルス)

 

「クーパーは、透明感のある美しい音に強い精神力を重ねたピアノの音色を創り出した」

(ニューヨーク・タイムス紙/モーストリー・モーツアルト)

 

「彼女の品の良いシューベルトを聴くに勝る喜びが他にあるだろうか」

(タイムズ紙・バービカンでのメモリアルコンサート)

 

「コリン・デイヴィスとのモーツァルト:ピアノ協奏曲 K.450は、まるで木から小鳥が舞い降りるような魅力を湛えていた」

(インディペンデント紙/BBCプロムス)

 

  • プロフィール

イモージェン・クーパー Imogen Cooper

ロンドン生まれ。12才よりパリ国立高等音楽院でジャック・ファブリエ、イヴォンヌ・ルフェーブルに師事。1984年、クルト・ザンデルリンク指揮ロサンゼルス・フィル、サンフランシスコ響などとの協演でアメリカデビュー。夏にはモーストリー・モーツァルト・フェスティヴァルでネヴィル・マリナーと共演。1985年にはロンドンをはじめヨーロッパ各地でのシューベルト・チクルスで大成功を収めた。ハーディング指揮ロンドン響ツアー、ニューヨーク・フィル、ウィーン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ゲヴァントハウス管、エッシェンバッハ指揮フィルハーモニア管、エルダー指揮ロンドン・フィルと共にBBCプロムス出演。現代音楽での評価も高く、1996年ベルリン・フィルメンバーとの共演でブレット・ディーンの五重奏曲など多くの初演を行う。歌曲伴奏でも評価が高く、ヴォルフガング・ホルツマイアーからは長年に渡り厚い信頼を寄せられている。CDでも評価が高く、ロンドンでのリサイタルシリーズ「シューベルトライブ」は特に絶賛を浴びている。2007年大英帝国勲章CBE授与、2008年ロイヤル・フィルハーモニック協会からも賞を授与、イギリスを代表する女流ピアニストとして活躍している。

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