マルティン・ シュタットフェルト

今、世界が最も注目する孤高のピアニスト


 

 

 

◆最近のコンサート評より

“予測不能な意外性に満ちた世界にぐいぐい引き込まれ、驚きとともに意識は覚醒する。マルティン・シュタットフェルとの弾く《ゴルトベルク》では、カイザーリンク伯爵のもとに心安らかな眠りが訪れる事はないだろう。その代わり得ることができるのは、ずっしりと手ごたえのある音楽体験だ。”

「音楽の友」誌より

 

  • プロフィール

マルティン・シュタットフェルト Martin Stadtfeld

1980年、コブレンツに生まれたピアニスト マルティン・シュタットフェルトは、2002年ライプツィヒでのバッハ国際コンクールで、東西統一後初のドイツ人ピアニストとして優勝を飾り、正統的なバッハ音楽の後継者として不動の地位を築いてきた。

コンクールの2年後、ソニー・クラシカルよりJ.S.バッハ「ゴルトベルク変奏曲」のCDをリリース。このCDでは伝説となっているグールドの録音 (1955年)と比較され各方面で大きな話題を得ると、たちまちドイツ・クラシック・チャートの第1位を飾り、エコー・クラシック賞を受賞した。以後これ に続くCDで3度もエコー・クラシック賞を受賞している。

今や欧米や日本の音楽シーンで最も重要な演奏家の一人として、演奏活動は多忙を極めており、ミュンヘン・フィルハーモニック管弦楽団、アカデミー室内管弦 楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、ウィーン交響楽団、チェコ・フィルハーモニック管弦楽団、ザルツブルク・ モーツァルテウム管弦楽団、新日本フィルハーモニー管弦楽団などと共演するほか、東京のすみだトリフォ二―ホール、ウィーン・コンツェルトハウス、ウィー ン楽友協会、チューリッヒ・トーンハレ、アムステルダム・コンセルトヘボウなどの世界的なホールに出演、さらにザルツブルク音楽祭、ライン音楽祭、ロッケ ンハウス音楽祭、メニューイン音楽祭などにも定期的に参加している。

最近では青少年のための音楽活動も盛んに行い、学校訪問をとおしピアニストとしての音楽観を若い世代と共有している。

日本へは2005年、すみだトリフォ二―ホールの「ゴルトベルク変奏曲」公演で初来日。その後、来日を続けている

 

 

一覧に戻る