ミヒャエル・マソン

オールボー交響楽団(デンマーク)首席

インターナショナルなスタイルを確立した、リリカル・トロンボーン・プレーヤー。

 

 

 

ミヒャエル・マソン Michael Massong, trombone

1969 年ドイツ生まれ。

ザールブリュッケン音楽大学及びフランクフルト音楽大学、ロンドン王立音楽大学、ジュリアード音楽院卒業。ジョン・アイヴソン(コヴェントガーデンロイヤルオペラハウス)、クリストファー・モワット(BBC 交響楽団)、ジョセフ・アレッシ(ニューヨークフィルハーモニック首席奏者)の各氏に師事。また、シカゴ・ノースウエスタン大学教授の伝説の金管楽器指導者であるアーノルド・ジェイコブス氏、及びシカゴ響のバストロンボーン奏者チャールズ・ヴァーノン氏にも師事した。

ハンブルク交響楽団、ベルリン放送交響楽団で首席奏者を務めた後、スカンジナビアの国々を慕う心が彼をデンマークへと運び、現在はオールボー交響楽団で首席を務める。

定期的にロンドンフィル、リバプールフィル、ノルウェー・ベルゲンフィル、シンガポール響、ベルリン・ドイツ響、ルクセンブルク国立フィル、ザールブリュッケン放送響、ケルンオペラ、ソウルフィルなど世界中で数々のオーケストラの客員奏者として演奏。ソリスト、クリニシャンとしても世界中で活躍しており、ドイツ、日本、韓国、中国、シンガポール、スペイン、スロベニア、アメリカ合衆国、モスクワ、サンクトペテルブルクなどで定期的にソロコンサート、マスタークラスを開催。ブレーメンの楽器メーカー・タイン社のアーティストである。マックス&ハインリッヒ・タイン両氏と共に、新型のテナーとアルトトロンボーンのシリーズ(ユニバーサルシリーズ)を開発し、大成功を収めている。2012 年には初のソロCD「リリカルトロンボーン」をドイツのクラッシックレーベル、ダブリングハウス&グリム(MDG)からリリースする予定である。


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