名門ニューヨーク・フィルの怪物たちが再来日!
世界最高のブラス・セクションが放つ、輝けるスーパー摩天楼の息吹!
泣く子も黙るビッグネームにして、
ニューヨーク・フィルハーモニック不動の首席現役プレイヤー達が、待望の再来日!!
New York Philharmonic Principal Brass Quintet
1983年夏より活動をはじめて以来、アメリカ、ヨーロッパ全土はもとより、カナダ、メキシコ、中国、日本などでツアーを行い、世界最高峰オーケストラ、ニューヨーク・フィルのトップ奏者達ならではの超重量級アメリカン・サウンドは大きな反響を呼んでいる。
驚異的なテクニックと音量で、どんな難曲も難しさをみじんも感じさせずに軽々と吹き鳴らす。一部のブラス・ファンからは神のごとく崇められているスーパースター達が繰り広げるブリリアントなサウンドと練りあげられたステージは、すべての音楽ファンに強烈な感動を与え続けている。
編成 | 金管5重奏 |
---|---|
メンバー |
トランペット フィリップ・スミス/NYフィル首席奏者 Philip Smith イーサン・ベンスドーフ/NYフィル奏者 Ethan Bensdorf トロンボーン ジョゼフ・アレッシ/NYフィル首席奏者 Joseph Alessi ホルン フィリップ・マイヤーズ/NYフィル首席奏者 Philip Myers テューバ アラン・ベイアー/NYフィル首席奏者 Alan Baer |
フィリップ・スミス Philip Smith / Trumpet
サルベーション・アーミー(救世軍)にてトランペットを始め、著名なコルネット奏者の父、デレック・スミスに教えを受けた後、ジュリアード音楽院にてE.トローテル と W.ヴァッキャーノに師事。ジュリアードに在学中の1975年1月、ゲオルク・ショルティの任命によりシカゴ響へ入団。1978年10月、ズービン・メータの任命によりニューヨーク・フィルの首席トランペット奏者に就任。 バーンスタイン、ヤルヴィ、ラインスドルフ、マズア、メータなどの指揮者のもと100回を超えるニューヨーク・フィルとのソリストとしての共演をはじめ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、エドモントン交響楽団 、ニューファンドランド交響楽団他、多くのアメリカのオーケストラと共演、リサイタルも多く行い、また教育にも熱心に取り組んでいる。 大統領直属アメリカ海兵隊軍楽隊、ウエスト・ポイント・バンド、米国コーストガード音楽隊、TRADOC(陸軍訓練教義軍団)バンドや大学のウインドアンサンブル、ブラック・ ダイク・ミルズ・バンド、リジッド・コンテナーズ・バンド、イエテボリ・ブラス、ハンナフォード・ストリート・シルヴァー・バンド、イントラーダ・ブラス、また世界各地の救世軍バンドと共演している。 カラモーア国際音楽祭、グランドティトン音楽祭、スイス・ブラス・ウィーク、ブレーメン・トランペット・デイズ、オスロ・トランペット・ウィーク、ハーモニー・リッジ・フェスティヴァル(ヴァーモント州)、スコシア音楽祭他、国際トランペットギルド・カンファレンスでも度々リサイタルを行う。 ドイツ・グラモフォン、Cala、サミット、ニューワールド、アラベスクなどでのソロリリースに加え、カナディアン・ブラス、エンパイア・ブラス、リンカーンセンター室内楽協会、モストリー・モーツァルト・フェスティバル・オーケストラ、バージミュージック、ニューヨーク・ヴィルトゥオージ室内交響楽団とのレコーディングも行っている。 現在、ジュリアード音楽院、マンハッタン音楽院にて教鞭をとる。
イーサン・ベンスドーフ Ethan Bensdorf / Trumpet
2007-2008年ネイプルズ・フィルハーモニック(フロリダ)の副首席奏者代理を経て、2008年6月にニューヨーク・フィルハーモニックへ入団。 ノースウエスタン大学にてバーバラ・バトラー、チャールズ・ガイヤー、クリストファー・マーティンに師事し、2007年に卒業。在学中よりシカゴ・シビック・オーケストラにて2年間演奏、またニュー・ワールド・シンフォニー、シカゴ響の現代音楽のアンサンブル"Music NOW"で演奏。 2005年5月、ケネディセンターにおけるThe Conservatory Projectリサイタルシリーズにノースウエスタン大学を代表し出演。2006年9月、アルマンド・ギターラ国際トランペット・クラシック賞を受賞し、アメリカ沿岸警備隊軍楽隊、バークシャー交響楽団とソリストとして共演。また、札幌のパシフィック・ミュージック・フェスティヴァルにも二度参加。メリーランド州でのナショナル・オーケストラ・インスティテュートに参加。2006年と2007年、タングルウッド・ミュージック・センターのフェローに選ばれヴォワザン・トランペット賞を受賞している。
ショゼフ・アレッシ Joseph Alessi / Trombone
1985年春にニューヨーク・フィル首席奏者に就任。出身地のカリフォルニアにて父の手ほどきで音楽を始め、サンラファエルの高校在学中にサンフランシスコ交響楽団のソリストを務める。続いて、カーティス音楽院(フィラデルフィア)に学ぶ。フィラデルフィア管弦楽団に4シーズン在籍、モントリオール交響楽 団を経て、ニューヨーク・フィルに入団。
ソリスト、室内楽奏者としても活発に活動を行っている。1990年春、クレストンの幻想曲でニューヨーク・フィルとのソリストデビューを果たす。1992 年には、ピューリッツァー賞を受賞したクリストファー・ラウスのトロンボーン協奏曲(ニューヨーク・フィルの150周年を記念した委嘱作品)を初演。 2000年にジェイムズ・ピューのトロンボーン協奏曲をニューヨーク・フィルと演奏。
リンカーン交響楽団、国立レパートリー管弦楽団、コロラド交響楽団、シラキュース交響楽団、サンタバーバラ交響楽団、新日本フィルハーモニック、名古屋フィルハーモニー交響楽団、ソウル交響楽団、ベッリーニ 歌劇場管弦楽団、マンハイム国立歌劇場管弦楽団、ハーグ・フィルハーモニックのソリストとして招かれている。また、Festivale Musica di Camera in Protogruaro(イタリア)、カブリリョ音楽祭、スイス・ブラス・ウィーク、リエクサ・ブラス・ウィーク(フィンランド)などの世界各地の音楽祭 に参加。1997年の国際トロンボーン・フェスティヴァル(フェルトキルヒ、オーストリア)、国際管楽器会議(リル、フランス)に招かれた。ラファエル・ メンデス・ブラス・インスティテュート(テンピ、アリゾナ)におけるサミット・ブラスの設立メンバーでもある。
これまでにテンプル大学(フィラデルフィア)、グランドティートン音楽祭(ワイオミング)で教鞭をとり、現在ジュリアード音楽院で教えており、教え子たちは アメリカ全土の主要オーケストラに在籍している。エドワーズのクリニシャンとして世界各地でマスタークラスを行い、特にヨーロッパでは精力的にマスタークラス、リサイタルを行っている。ウエストポイント軍楽隊、ハノーヴァー・ウインド・シンフォニー、リッジウッド、ニュージャージーコンサートバンドなどにソリストとして招かれている。
CDでは、「スライド・エリア」(D’Note record)、「ニューヨーク・レジェンド」(Cala)、また、NYフィル首席トランペットのフィリップ・スミスとの「ファンダンゴ」などがある。 ニューヨーク・フィルとのラウスの協奏曲のライブ録音も「アメリカン・セレブレーションVol.2」としてCD化された。また、1999年国際トロンボー ン協会に、新作の録音のため招かれ、5000名の世界各地のメンバーにその録音は配布された。近年では、ジョージ・クラムのスターチャイルド(ブリッジ・ レコード)は1999?2000年度のグラミー賞を受賞した他、カナディアン・ブラスとの録音(ソニークラシカル)(フィリップ・レコード)もリリースされている。
フィリップ・マイヤーズ Philip Myers / Horn
1980年に首席奏者としてニューヨーク・フィルに入団。入団最初の月にニューヨーク・フィルとのソロデビューを果たして以来、ソリストとしての出演も数多い。近年では2003年秋にロバート・ミンチュク指揮のもとモーツァルトのホルン協奏曲第4番を演奏。また2001年5月、マズア指揮のもとシューマン「4本のホルンのためのコンチェルトシュトゥック」、2001年秋にアンドレ・プレヴィン指揮、ベンジャミン・ブリテンの「テノール、ホルン、弦楽のためのセレナード」などを演奏。1971年にアトランティック交響楽団の首席奏者としてオーケストラ・キャリアをスタート。1974年から1977年までピッツバーグ交響楽団に在籍。ミネソタ管弦楽団首席奏者在籍中の1979年、ネヴィル・マリナー指揮、リヒャルト・シュトラウスのホルン協奏曲第1番を演奏し、ソリストとしてのデビューを果たす。インディアナ出身で、ピッツバーグのカーネギー-メロン大学を卒業。
アラン・ベイアー Alan Baer / Tuba
2004年の6月21日にニューヨーク・フィルハーモニックに首席奏者として入団。ミルウォーキー交響楽団、ロングビーチ交響楽団、ルイジアナ・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を歴任する。アシュケナージ指揮のクリーヴランド管弦楽団と共にレコーディング、ペニンシュラ音楽祭(ウィスコンシン)、ニューオリンズ交響楽団、ロサンゼルス・コンサート・オーケストラ、オーハイ祝祭管弦楽団(カリフォルニア)、ロサンゼルス・フィルハーモニック、シカゴ交響楽団と共に演奏。また、スイス、オーストリア、ドイツ、フランスなどでソリストとしても活躍。