アンドレ以来の逸材と絶賛され輝かしいキャリアを着実に築く、北欧の輝ける星!
スーパートランペッター!
オーレ・エドワルド・アントンセン Ole Edvard Antonsen
1962年ノルウェー生まれ。1982年、20才でノルウェー国立音楽院を金管奏者として初の最優秀賞を得て卒業。1987年ジュネーヴ国際音楽コンクールに審査員全員一致の優勝、1989年ブラチスラヴァのユネスコ国際コンクール優勝で頭角を表し、モーリス・アンドレ以来の逸材と絶賛される。1990年にオスロ・フィルを退団し、ソロキャリアをスタートさせる。カーネギーホール(ニューヨーク)、ウィーン楽友協会、サントリーホール(東京)、オペラハウス(シドニー)、バービカンホール(ロンドン)、フィルハーモニー(ベルリン)などの一流ホールの他、ミュンヘンのオリンピアハレ、ソウル・オリンピック・スタジアムなどでも演奏し、活躍の場は40カ国以上にのぼる。
ベルリン・フィル、ドレスデン・フィル、ライプツィヒ響、スイス・ロマンド管、チェコ・フィル、BBC放送響、ベルギー国立管、アトランタ響、スウェーデン放送響、ベルゲン・フィル、ドイツ室内管、フェスティヴァル・ストリングス、アカデミー室内管、オーストラリア室内管、トロンヘイム・ソロイスツなどの世界の著名オーケストラと協演。マリス・ヤンソンス、ケント・ナガノ、ジェフリー・テイト、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、フィリップ・ヘレヴェッヘ、ドミトリー・キタヤンコ、イルジー・ビエロフラーヴェクを始めとし、世界の名だたる指揮者と共演している。
室内楽者として活躍すると同時に、ウェイン・マーシャル(オルガン)、ホーヴァル・ギムセ(ピアノ)などとヨーロッパ諸国、アメリカ、日本、南アメリカなどでリサイタルも開催。また、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン、ラインガウ、ルートヴィヒスブルク、フランデルン、オスロ、ベルゲン、イスタンブールなど世界各地の主要な音楽祭にも招かれている。
ポップス、ロック、ジャズなどの一流アーティストとのコラボレーションにも積極的に取り組み、ジョン・マイルズ、マーク・キング(Level 42)、リサ・スタンスフィールド、ウテ・レンパー、シークレット・ガーデン、ヴィレム・ブロイカーと彼のアンサンブルのヴィレム・ブロイカー・コレクティフなどと共演している。現代音楽にも積極的に取組み、彼のために作曲された50を超える作品の初演も行う。 1992年のアルベールビル、1994年のリレハンメルと2度に渡る冬季オリンピックのファンファーレ演奏では世界中から注目を浴びた。
指揮者としても活動し、スタバンゲル響、トロンヘイム響、ベルゲン・フィルなど、北欧の著名オーケストラを指揮している。2006年には“World of Winds”オーケストラ プロジェクトを主宰。同年、ノルウェー王国空軍軍楽隊の首席指揮者及び芸術監督に就任する。
60枚を超えるCDリリース(BISなどから)はあらゆるジャンルにわたり、ジェフリー・テイト指揮、イギリス室内管共演のバロック作品アルバム、オルガニスト ウェイン・マーシャルとの共演、ヤンソンス指揮によるベルリン・フィルとのショスタコーヴィチのピアノとトランペットのための協奏曲、サヴァリッシュ共演の20世紀トランペット ソロアルバム、トロンヘイム・ソロイスツとの「ニュー・サウンド・オブ・バロック」などがリリースされ、いずれも好評を得ている。1992年にリリースされたポップスのソロアルバム'Tour de Force'はノルウェーだけで売上14万枚を突破、大きな話題を呼んだ。2007年BISよりリリースされた「コルネットの黄金時代」はフランスの 'Diapason d'Or'を受賞。 近年は作曲も手がけ、数多くの自作品をCDリリースし、“Musical Landscapes” と銘打ったツアーを行い、200を超える世界中のコンサートホールで演奏している。