5名の歌手とピアノが織りなす
完成されたヴォーカルアンサンブルの芸術!
編成 | 6人編成 |
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メンバー |
カウンターテノール |
シングフォニカー Singphoniker
結成30年、5名の歌手とピアニストから成るドイツの名門ヴォーカルアンサンブル。
グレゴリオ聖歌では神秘的な世界を創出、マドリガルでは16世紀の人々の生活を描き出し、シューベルト、メンデルスゾーン、シューマンでは限りないロマンが溢れる。そしてサイモン&ガーファンクルでは驚嘆すべき多彩さを見せつける・・
精巧なハーモニーと圧倒的な表現力で聴衆の心に訴えかける声の芸術は、世界各地の主要音楽祭などで絶賛を浴びている。
30年前、才能あふれる5人の歌手とひとりのピアニストが共通の目的のもとに集結。
芸術的才能に恵まれたメンバーそれぞれがソリストとしての声質を生かしつつ、幅広いレパートリーを最高の質で提供する、唯一無二のヴォーカルアンサンブルをつくりだす – 今やドイツの名門「シングフォニカー」の誕生であった。
用いる武器は声の質のみ・・・シングフォニカーは他のどのヴォーカルアンサンブルも成し得ない極上の雰囲気と感動を呼び起こす。
グレゴリオ聖歌では神秘的で荘厳な中世修道院を再現、ルネッサンスのマドリガルでは16世紀の生活が映し出され、シューベルト、メンデルスゾーン、シューマンなどでは限りないロマンが溢れ出す。 「狂騒の1920年代」はコメディアン・ハーモニスツのヒットナンバーでよみがえり、そして1960-70年代のヒッピーブームはサイモン&ガーファンクルが鮮やかに描き出す。現代のフォークミュージックは的確な解釈のもと、無比の魅惑的かつ自然なサウンドで歌われ、シングフォニカーに作品を提供する作曲家が後を絶たないのもうなずける。
1984年エンヨット・シュナイダーの「Variationen über die Liebe」のヒットはシングフォニカーの名を不動のものとし、また2005年ヴィルフリート・ヒラーの教会オペラ「アウグスティヌス」の世界初演も大成功を収めた。
結成以来30年にわたり、ドイツ、ヨーロッパ、アジア、アメリカなど世界中のコンサート、主要音楽祭へ出演多数。その最高質の成熟した多彩さと柔軟性、聴衆の心に訴えかける声の芸術は絶賛を浴び続けている。
中世からコンテンポラリーまで
均質な声の芸術をめざして シングフォニカーが歌う作品はすべて、一貫した最高の質をもって扱われる。
だからといって堅苦しさはなく、精妙で完璧なバランスを持つ卓越したソリストたちによる“シングフォニック風”の味付けで組まれたプログラムは、メンバーそれぞれの特徴がひとつの均質なサウンドへと融合した、まさに声の芸術。
20 年以上も前のこと、ミュンヘン音楽・演劇大学出身の初代「シングフォニカー」メンバーが多大な影響を受けたのは、1930年代に一世を風靡した同じドイツの「コメディアン・ハーモニスツ」であった。
現在のメンバーに至るまでこの伝統は受け継がれ、巧みなプログラミングと真摯なステージは、コメディアン・ハーモニスツ同様にドイツの名門ヴォーカルアンサンブルとしての不動の地位を築き上げた。CDリリースは30枚を越え、そのどれもが高い評価を受ける(cpoレーベル)。 コメディアン・ハーモニスツの伝統を継承するからといって、パロディやものまねをシングフォニカーの特徴だと思うのは明らかに間違いだ。
シングフォニカーは19世紀の合唱作品の研究にもきわめて熱心に、精度をもって取り組んでいる。ミヒャエル・ハイドン、メンデルスゾーン、コンラディン・クロイツァー、そしてグリーグなどの作品をレコーディングにも収めており、特にシューベルト生誕200年の1997年にリリースされた男声合唱曲全集CDは絶賛を浴びている。テーマ性の高いプログラムも評価が高く、「乾杯の歌」集、クリスマスソング、黒人霊歌、またポップスのヒット曲など多岐にわたる。グレゴリオ聖歌の第一人者ゴーデルハルト・ヨッピヒの薫陶も受け、今やこの分野でも代表的なアンサンブルとして活躍している。
Reviews
“第一級のヴォーカルアンサンブルだ”
-FONOFORUM, Cologne
“傑出した芸術”
-Grapmohone, UK
“澄んだイントネーション、聴衆との軽妙なやりとり・・・すべてがただただ完璧だ”
-FRANKFURTER ALLGEMEINE ZEITUNG
“ウィット、ヴィルトゥオージティ、そして生き生きとした解釈・・・
すべてがわれわれを深く納得させるものだ。”
-FRANKFURTER ALLGEMEINE ZEITUNG
“それぞれのメンバーの唯一無二の声が融合し、完璧なアンサンブルをつくりあげている”
-LE MONDE DE LA MUSIQUE, Paris
“これ以上ない均質性と微妙なニュアンスの表現”
-FRANKFURTER ALLGEMEINE ZEITUNG
“優雅でのびやか、洗練されたアクセント、正確なリズムと完璧なバランス”
-Der Bund, Bern