鷲見 恵理子 Eriko Sumi ,Violin
東京生まれ。祖父鷲見三郎氏は日本ヴァイオリン界の発展に大きく貢献した名教師、両親もヴァイオリニストというヴァイオリン名門一家に育つ。
1989年渡米、1994年〜1998年ジュリアード音楽院にてドロシー・ディレイ、室内楽をサミュエル・サンダース各氏に師事。1994年ヴァイオリニストの登竜門であるミケランジェロ・アバド国際音楽コンクールにて優勝。近年は同コンクール審査員を務める。2007年イタリア音楽祭アリーチェ・ベル・コーレコンクール優勝。その後、カーネギー・ホールにてニューヨーク・デビューリサイタルほか、エヴリ・フィッシャーホールでも演奏。日本、アメリカ、イタリア、オーストリア、北欧、ブルガリア等で著名オーケストラ、アーティストとの共演多数。
2007年CD「アッパスィオナート」(ソフィア国立フィルハーモニーとサラサーテのカルメン幻想曲を収録)発売。2009年ミラノ国立ヴェルディ音楽院大ホールにてオーケストラ・アカデミア・デレ・オペレと共演し、大きな注目を集める。同年ハンガリー・ヴィルトーゾ・チェンバー・オーケストラとハンガリー国会議事堂にて日本人として初の演奏。ミラノの王宮でのコンサートにも初の日本人出演を果たす。2010年、ミラノにてトレッタ賞受賞。2011年鳥取県のふるさと大使に任命される。イタリア・コルティナ・ダンぺッオでのディノ・チャーニ音楽祭(リカルド・ムーティ名誉監督 ジェフリー・スワン音楽監督)に出演、マスタークラスも行う。ライナー・ホーネック氏(ウィーン・フィルコンサートマスター)に師事。
イブリー・ギトリス、ロビー・ラカトシュ、バスコ・バッシレフと共演。テレビ朝日、「激レアさんを連れてきた」日本テレビ、「しゃべくり007」、「恋するクラシック」、NHK-FM放送等ラジオ番組に出演。
現在、イタリア・ミラノ在住。イタリアやオーストリアを中心に各地で活躍を続けている。
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