コロナ禍で惜しくも延期となったリサイタルが
ついに開催!
豊かな感性とテクニックを持ち、BBCプロムス、ルツェルン音楽祭などの
音楽祭に出演してきたアンドレアス・ヘフリガーの延期公演が決定しました!
ヘフリガーが奏でる究極のベートーヴェンと、
強靭なテクニックと壮大なスケールで贈る「展覧会の絵」。
会場で圧倒的な演奏を味わいませんか?
▶︎Youtube M.ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」より 卵の殻をつけた雛の踊り
◯アーティスト情報はページ下か「こちら」をご覧ください。
◯公演情報
【日時】
2021年10月26日(火) 19:00開演(18:15開場)
Oct 26(Tue), 2021 19:00(Doors open 18:15)
【会場】
東京文化会館 小ホール
Tokyo Bunka Kaikan Recital Hall
【プログラム】
L.v.ベートーヴェン:ピアノソナタ 第16番 ト長調 Op.31-1
L.v.Beethoven:Sonate für Klavier Nr.16 G-Dur Op.31-1
L.v.ベートーヴェン:ピアノソナタ 第18番 変ホ長調 Op.31-3 「狩」
L.v.Beethoven:Sonate für Klavier Nr.18 Es-Dur Op.31-3
M.ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
M.Mussorgsky:pictures at an Exhibition
【チケット料金】
全席指定
一般 6,000円
U-25 3,500円
【チケットお取り扱い】
プロアルテムジケ 03-3943-6677
※座席を画面上でお選びいただけます。
ご購入後、メールで送られてきたQRコードでご入場いただけます。
この音楽の解釈者として非常に優れた精鋭
今日のアーティストの中でも真剣で探究心のあるピアニストの一人
並外れたヴィルトゥオーゾ…完璧なベートーヴェン(Telegraph, May 2018, Wigmore Hall)
ヘフリガーの演奏は、人々の期待にたがわぬ正確なテクニックを持ち、
また豊かな感受性やはっきりとしたコントラスト、力強さを自然に表現している(Der Standard, April 2019)
アンドレアス・ヘフリガー/Andreas Haefliger
アンドレアス・ヘフリガーは、スイスの名テノール歌手 エルンスト・ヘフリガーを父にもちドイツで育った。15歳でニューヨークのジュリアード音楽院へ入学、瞬く間に一流のピアニストとして認められ、ニューヨーク・フィルハーモニック、クリーヴランド管弦楽団、ロサンゼルス・フィルハーモニック、ボストン交響楽団、ピッツバーグ交響楽団、シカゴ交響楽団、サンフランシスコ交響楽団などアメリカの主要オーケストラと次々に共演。ヨーロッパでもロイヤル・コンセルトヘボウ、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、ブダペスト祝祭管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、パリ管弦楽団、ロンドン交響楽団、ウィーン交響楽団といった名だたるオーケストラと共演を重ねている。またルツェルン、エディンバラ、アスペンなどの音楽祭には常連アーティストとして招待され、1988年にニューヨーク・デビューを果たし、今日優れたリサイタル・アーティストの一人として知られ、欧米、アジアなどで高い評価を得ている。
ロンドンのヴィグモアホールでは、モーツァルトからリゲティまでの作品とともに、ベートーヴェンのピアノ作品を全曲演奏するヘフリガー・シリーズ「パースペクティヴ」を定期的に開催し、このリサイタル・シリーズは彼の近年のCDとも関連づけられている。またコペンハーゲン・ルイジアナ美術館に於いて、トップクラスの音楽家を招いてのリハーサルやコンサートを行い、2019年1月にはロッテルダム、シンガポール、マドリッド、香港でツアーを行った。
2019年のBBCプロムスで、彼と同じスイス人作曲家ディーター・アマンに特別に委嘱したピアノ協奏曲「グラン・トッカータ」を、サカリ・オラモ指揮/BBC交響楽団との共演で世界初演。同曲はスザンナ・マルッキ指揮/ボストン交響楽団と北米でも初演され、ウィーン響、ミュンヘン・フィル、台北市立響との共演のほか、ルツェルン音楽祭ではヘルシンキ・フィルと共演した。
2020年3月、コロナウイルスが発生したとき、ヘフリガーはスイス・アルプスの山小屋におり、演奏できなくなったコンサート(エサ=ペッカ・サロネン指揮/フィルハーモニア管弦楽団とのベートーヴェン、上海、広州、北京での協奏曲ツアー、エディンバラ、ルツェルン、シカゴのフェスティバルへの出演など)を悔やみながらも、この強制的な反省期間を利用してベートーヴェンの記念碑的なピアノ・ソナタ第29番《ハンマークラヴィーア》op.106に取り組み、その演奏とアルプスの環境を撮影したアートムービーを完成させた。この映画は映画館やテレビ局で取り上げられており、2020年のアスペン音楽祭では、予定されていたライブ・リサイタルの代わりにストリーミングで世界初公開された。
ソニークラシカルよりモーツァルト、シューマンといったソロCDの他、デッカよりタカーチ弦楽四重奏団、バリトンのマティアス・ゲルネとのCDをリリース。ゲルネとのシューベルトの録音はドイツ・レコード批評家賞を受賞した。
2018年春、BISレコードより「パースペクティヴ」シリーズの最新盤をリリース。また2020年春には初のコンチェルトアルバム「アマン、ラヴェル、バルトーク ピアノ協奏曲(スザンナ・マルッキ指揮/ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団)」をリリースしている。この時、ディーター・アマンのピアノ協奏曲「グラン・トッカータ」が世界初録音された。秋にはベートーヴェンの初期のソナタをリリースする予定。
◯Youtube
M.ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」より バーバ・ヤガーの小屋