ウィーン・ベルリン トロンボーン4重奏団

 

https://www.stefanschulztrombone.com/vita-english.html


ウィーンVSベルリン

シュテファン・シュルツと、彼の元に集まったウィーン/ベルリンのトロンボーン奏者たち。

2024年発売の1stアルバムを提げて、世界屈指のトロンボーンアンサンブルがついに上陸!

 

ベルリン・フィルハーモニーでの名声を欲しいままにする首席トロンボーン奏者シュテファン・シュルツ。彼は2024年に発売されるCDと今回のメンバーについてこうコメントする。

 

「今度のCDのタイトルはバリエーション豊かだ。手始めにバッハの作品を我々独自のアレンジで取り上げる。続いてヴィヴァルディの編曲、そして作曲家兼トロンボーン奏者であるティム・ラシュケのチャレンジングな作品とジェローム・ナウリスのオリジナル曲も取り上げる予定だ。」

「ベルリンフィルとウィーンフィルのトロンボーン奏者でカルテットを結成するというアイデアは、かねてより自然なことと考えられていた。ここ何十年もの間、この両オーケストラで作られるアンサンブルは数多くの成功を収めてきた。そして、このメンバーでのセッションは私たちに大きな喜びをもたらした。であるから、このプロジェクトを突き詰めてコンサートを行うということに、何ら不思議なことはないんだ。」

 

シュテファン・シュルツ  Stefan Schulz

https://www.berliner-philharmoniker.de/en/about-us/orchestra/musicians/musician/prof-stefan-schulz/

ベルリン・フィルハーモニー

世界中のトロンボーン奏者の尊敬を集める彼だが、そのルーツはホルンにあった。その後トロンボーンに転向し、ベルリンとシカゴで学ぶ。ベルリン・フィルのメンバーとなる以前は、1993年から2002年までベルリン・シュターツカペレのバス・トロンボーン奏者を務めた。1996年から2002年までバイロイト祝祭管弦楽団にも在籍。

シュターツカペレ・ベルリンのオーケストラ・アカデミーの指導者として、またハノーファー音楽演劇メディア大学の講師として。2000年から2004年まで、ベルリン・ハンス・アイスラー音楽アカデミーの客員教授を務めた。2004年夏学期よりベルリン芸術大学教授。シュテファン・シュルツは、ソリストとしてベルリン放送交響楽団やハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団など著名なオーケストラと共演している。

室内楽にも熱心で、ベルリン・フィルのブラス・アンサンブルの常任メンバーであり、アンサンブル・ジャーマン・ブラスにも定期的に客演している。2023年ウィーン・ベルリン・トロンボーン・カルテットを結成。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーとの初CD2024年にリリースされる。

 

ケルトン・コッホ  Kelton Koch

https://www.wienerphilharmoniker.at/ja/orchesterakademie/2019-2021/kelton-koch/21

ウィーンフィルハーモニー

米国生まれ。ノースウェスタン大学でマイケル・マルケイに師事し、音楽学士号を取得。現在はスイスのベルン音楽大学に在籍し、イアン・バスフィールドに師事。マイアミ・ビーチのニュー・ワールド・シンフォニー(20142017年)、チューリッヒ・オーパーハウスのオーケストラ・アカデミー(20172018年)のメンバー。

首席トロンボーン奏者としてロンドン交響楽団、ケルンWDR交響楽団、ロンドン・フィルハーモニアと共演したほか、シカゴ交響楽団、ボストン交響楽団、サンフランシスコ交響楽団とも共演している。

2019年、ロシアのサンクトペテルブルクで開催された第16回チャイコフスキー国際コンクールで「特別賞」を受賞した。

 

ジョナサン・ラムゼイ  Jonathon Ramsay

https://www.mahlerchamber.com/about/musicians/jonathon-ramsay

ベルリン・フィルハーモニー

オーストラリア・シドニーに生まれ、ヨーロッパでの音楽キャリアを追求するため、地球の裏側であるドイツ・ベルリンに生活の拠点を移した。2018年、オラフ・オットの生徒としてベルリン・フィルのカラヤン・アカデミーに参加。2021年にアカデミーを修了して以来、ベルリン・フィル、シュターツカペレ・ベルリン、ロンドン交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ハンブルク・フィルハーモニッシェ・シュターツオーケストラなどのオーケストラに定期的に客演し、ベルリンのみならずヨーロッパの音楽シーンで引っ張りだこのトロンボーン奏者となっている。

2019年アイオロス国際管楽器コンクール優勝、2019年コンコルソ国際コンクール「チッタ・ディ・ポルチア」同賞受賞、デュッセルドルフ交響楽団、ゲッティンガー交響楽団、アデレード交響楽団、タスマニア交響楽団と共演するなどソリストとしても活躍中。

また、ジャーマン・ブラス、ベルリン・フィル・ブラス・アンサンブル、ルツェルン祝祭管弦楽団ブラス・アンサンブル、10 for Brass、サラプーチャ・ブラス、アンサンブル・ミニなど、さまざまな室内楽アンサンブルに客演している。

ヨーロッパに渡る前は、タスマニア交響楽団の首席トロンボーン奏者を務め、わずか20歳でその地位を勝ち取った。それ以前は、シドニー音楽院でスコット・キンモント(シドニー交響楽団)に師事。ダウン・アンダー」時代には、シドニー、メルボルン、アデレードの各交響楽団とも定期的に共演した。

20224月より、マーラー室内管弦楽団およびミュンヒナー・フィルハーモニカーの常任メンバー。

 

写真

https://artsandculture.google.com/asset/jonathon-ramsay-trombone/IAHUSqZhJOd9dg

 

エンツォ・トゥリツィアーニ  Enzo Turriziani

https://www.enzoturriziani.com/

ウィーンフィルハーモニー

トロンボーン奏者であり音楽教師でもあった祖父のもとで幼少期から音楽に親しみ、アマチュア・トロンボーン奏者であった父や、トランペット奏者であり音楽教師でもあった叔父に支えられ、村のバンドで最初の音楽体験をする。

主な師は、テルニのG.ブリチャルディ音楽院のマッシミリアーノ・コスタンツィ、国立サンタ・チェチーリア音楽院のアンドレア・コンティ、ニューヨークのジョセフ・アレッシである。

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団首席トロンボーン奏者、ルガーノ・イタリアーナ音楽院トロンボーン科教授、ローマ交響楽団首席トロンボーン奏者、RAI国立交響楽団首席トロンボーン奏者、国立サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団首席トロンボーン奏者を歴任。

オーケストラと音楽院での永続的な活動に加え、国際的なレベルでソリストやマスタークラスの講師としての活動も続けている。

 

楽曲url

https://open.spotify.com/intl-ja/artist/1jnhi76FNG9iQYgmauIfC3

画像

https://www.enzoturriziani.com

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