小林 響
ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会
ピアノ: ミシェル・フランク
【日 時】
2022年
8月31日(水) 14時00分開演
9月 3日 (土) 14時00分開演
9月 4日 (日) 14時00分開演
【会 場】
甲斐市キングスウェル
山梨県甲斐市下今井2446 TEL:0551-20-0072
【出 演】
小林 響 (ヴァイオリン)
ミシェル・フランク (ピアノ)
【料金】
全自由席 5,000円
小・中学生 無料 (響鳴会へのお申込者の方に限ります)
【予約・お問合せ】
響鳴会 TEL:0552-20-7123
キングスウェル TEL:0551-20-0072 https://www.kingswell.co.jp/
コラニー文化ホール TEL:055-228-9131
主催:響鳴会
共催:キングスウェル
協賛:医療法人秋山脳外科・長友クリニック・(株)ヒロ・コーポレーション
後援:カナダ大使館、山梨日日新聞社、山梨放送、テレビ山梨、甲府中央ロータリークラブ
演奏プログラム
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲8月31日(水) 第1番、第4番、第9番
9月 3日(土) 第2番、第6番、第7番
9月 4日(日) 第9番、第10番
プロフィール
小林 響 (ヴァイオリン)2歳よりヴァイオリンを始める。14歳の春、イスラエル・フィルの演奏に感銘し、単身イスラエルに留学。5年にわたる最高に重質した学びの場から、ベルリン芸術大学で研鑽を積み、さらに3年間、トロント王立音楽院(カナダ)にて、ローランド・フェニヴェシュ氏の特別レッスンを受け、首席で卒業。
92年にアルトゥール・レブランク 弦楽四重奏団に招かれ入団。
鈴木共子、豊田耕児、ハイム・タウヴ、ローランド・フェニヴェシュ、ホゼ・ルイス・ガルシアに師事。イスラエル留学当時より世界の音楽フェスティヴァルに参加し、マスタークラスにおいてはアイザック・スターン、シャンドル・ベーグらにも学び、著名な演奏家との共演 (バシュメット、ズッカーマン、ベルリン・フィルメンバー)の機会を得る。
16歳で師ハイム・タウヴとの共演デビューを皮切りに、リサイタルを多数開催。2014年の日本でのブラームス全曲リサイタルは、聴衆や専門家の心に強く訴えかけた。
ソリストとしてはイスラエル室内オーケストラ、東フィル、フランス国立放送響、ヘルシンキ・フィル、チェコ室内管、ハイドン・フィルなどと共演している。
四重奏団入団後は、カナダを拠点にアメリカ (カーネギーホール)、フランス、スペインでの演奏、ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)、ダン・タイ・ソン (ピアノ)、イェルク・デームス等の大家とも共演。
ルーヴィン音楽コンクール第1位、受賞歴としては野口賞、ジュネスミュージカル賞、セシルメナード・ポメロ賞、オプス賞など。カナダ文化協会、CBCから多大な協力を得て、現在はラバール大学のレジデント・クヮルテットとして在籍。
これまでにショスタコーヴィッチ弦楽四重奏全曲完成版のほか、CD5種、DVDなどをリリース。
2021年にはカナダ芸術理事会より、ベートーヴェンのピアノとヴァイオリンのためのソナタ全10曲の「研究と創造」の支援を受け、その後「コンセプトから実現」として8回の全曲演奏を実現している。
ミシェル・フランク(ピアノ)
1977年から1981年にかけ、ジュリアード音楽院で、ピアニストであり著名な教育者のアデル・マーカスに師事。1978年の夏には、ロザリン・テューレックとJ.S.バッハの奏法を学ぶという貴重な機会に恵まれた。カナダ芸術評議会から多くの奨学金を受け、1977年に19歳という若さでヨーロッパ賞 (Prix d’Europe)を受賞した。
フランクは、ソリスト、室内楽奏者、伴奏者として、カナダ・アメリカ・フランス・ロシアの主要都市で活躍。教育者としても数々のマスタークラスやピアノ教育についてのワークショップを開催するなど、指導への追求も止まない。彼に学んだ多くの生徒たちは、奨学金や賞を受け、また国内および海外の音楽界において活躍をしている。
彼は、カナダ・ケベック市にあるセジャップ・サントフォアの音楽学部で36年間ピアノ教師、伴奏者として後進の指導にあたってきたが、2017年の夏以降、ピアニストとしてのキャリアに専念するために退職。現在はフリーのピアニストとして、カナダ・北米を中心に活動を行っている。