Naoki Sekino Piano Recital
会場 : 東京文化会館小ホール Tokyo Bunka Kaikan Recital Hall
全席自由:¥4,500 学生 Students¥3,000
※未就学児童の入場はご遠慮ください
主催:MDオフィス
演奏プログラム
●リスト:愛の夢-3つの夜想曲より第3番 変イ長調F.Liszt:Liebestraume-No.3 from 3Notturnos As-dur (c1850, S.171-3)
●ショパン:ノクターン 遺作 ハ短調/ホ長調 op.9-2
F.Chopin :Nocturne Post c-moll/E-Dur op.9-2
●ショパン:ポロネーズ op-53 変イ長調「英雄」
F.Chopin:Polonaise hroque op.53 As-dur
●ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 op.22
F.Chopin:Grande Polonaise brilliante prcde d’un andante spiananato
Es-dur op.22
●ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 op-66
F.Chopin Fantaisie-Impromptu op.66 cis-moll
●ショパン:練習曲 ト長調op.10-3「別れの曲」/ハ短調 op.10-12「革命」
F.Chopin:Etude G-dur op.10-3 Chanson de l’adieu/c-moll op.10-12 Revolutionary
●リスト:ラ・カンパネラ-パガニーニ大練習曲より第3番 嬰ト短調
F.Liszt:La campanella from Grandes tudes de Paganini gis-moll
●リスト:死の舞踏“怒りの日”によるパラフレーズ
F.Liszt:Totentanz, Paraphrase ber “Dies Irae” (S.125)
プロフィール
千葉県生まれ.日本大学豊山高等学校を経て、日本大学芸術学部音楽学科を首席で卒業、芸術学部長賞受賞.読売新人演奏会等に出演.日本大学大学院へ進学.リスト作品の演奏と研究をテーマとし、2006年3月リストの「超絶技巧」に関する研究で「博士(芸術)」の学位を取得する.2001年10月よりハンガリー政府給費留学生として、また2003年4月からは日本大学大学院海外派遣奨学生としてハンガリー国立リスト音楽院にて研修.その後もブダペストに活動の拠点を置き、日本と世界各地を行き来しながら演奏活動を行っている。2001年6月「飯塚新人音楽コンクール」(第20回)グランプリ受賞.2003年11月、ドイツのワイマールにおける第4回国際フランツ・リストピアノコンクールにてディプロマを取得、リスト・ハウスでリストの使用したピアノで演奏会を行った.2001年からほぼ毎年ソロ・リサイタルを成功させ、2004年3月の紀尾井ホールにおけるリサイタルは大きな感動を呼び、同年5月ブダペストのリスト音楽院大ホールでのリサイタルでは、列席した日本大使から祝福の言葉を贈られた.続く6月にはドイツのオットボイレンのコンサートシリーズにて絶賛を浴びた.2005年3月のオーストリアライディング(フランツ・リストの生誕地)の演奏会ではフランツ・リストの再来と評された.8月にはアドリア海岸の世界遺産都市コトールの音楽祭に出演、同年10月にはブダペストにて日本大使館主催・日本—EU交流記念コンサートに招かれ、チェコのカルテットとジョイント・コンサートを行う.
2002年、グリーンホール相模大野における「音楽の実験室」以来、ケマル・ゲキチと共演を重ねている.2006年には6月(浜松アクトシティ)と12月(アクロス福岡)におけるベートーヴェンの交響曲第5番の2台ピアノによる演奏は、ホール全体を揺るがした.2008年12月、シンフォニック・ピアノ「炎の第九」と題したリスト編曲による2台ピアノ版(1854年のショット版)を使用したベートーヴェン交響曲第九番は火花散る共演であった(東京・福岡).
2002年の演奏会以来、たびたびドイツのメミンゲン市に招かれ、2009年11月にはメミンゲン市の美術館で開催され大きな話題を呼んでいる「死の舞踏展」-Everybody Tanz mit dem Totentanz-のオープニングでリストの「死の舞踏」を演奏した.この展覧会の閉幕週間にも一晩の演奏会を依頼されている(2010年5月1日)
2009年4月から日本女子大学でピアノの指導に当たり、各地でマスタークラスを開催
これまでにピアノを松谷翠、吉田塩子、岡田敦子、神野明、ウラジーミル・トロップ、カールマン・ドラフィー、ケマル・ゲキチ各氏に、音楽学・演奏解釈を芦川紀子に師事.