SHUKU IWASAKI Series MUSIC IN STYLE VOL.36 in Soja
会場 : 総社市民会館
Soja Shimin Kaikan
【出演】
岩崎 淑(ピアノ)Shuku Iwasaki, piano
河野克典 (バリトン) Katsunori Kono, baritone
島田真千子 (ヴァイオリン) Machiko Shimada, violin
堀 沙也香 (チェロ) Sayaka Hori, cello
お問い合わせ
0866-92-3491
演奏プログラム
シューベルト: F.Schubert楽に寄す D547 An die Musik D547
ます D550 Die Forelle D550
菩提樹 D911-5 Der Lindenbaum D911-5
ベートーヴェン: L.v.Beethoven
アデライーデ op.46 Adelaide op.46
君を愛す Ich liebe dich
絵を描いた薄絹で op.83-3 Mit einem gemalten Band op.83-3
ベートーヴェン: L.v.Beethoven
「スコットランド民謡集」op.108 より From “Scottish Volk Songs”
おお、すばらしい時だった/日没/この病める世をいかに/おお、私の運命は
Oh! Sweet were the hours/Sunset/Could this ill world have been contriv’d/Oh,had my fate been join’d with thine
青山 政憲: M.Aoyama
バリトン、ピアノトリオのための新曲 《2012年ミュージック・イン・スタイル委嘱作品》
Commissioned piece by Music in Style 2012 for Baritone & Piano Trio
ベートーヴェン: L.v.Beethoven
ピアノ三重奏曲第10番 変ホ長調 「創作主題による14の変奏曲」op.44
Trio fr Klavier, Violine und Violoncello Nr.10 ‘Variationen ber ein Original-Thema’op.44
遥かなる恋人に寄す op.98 An die ferne Geliebte
プロフィール
●岩崎 淑 [ピアノ] Shuku Iwasaki倉敷市出身。桐朋学園大学、ハートフォード大学、ジュリアード音楽院、キジアーナ音楽院で、井口秋子、井口基成、J.ラタイナ、ベネデッティ・ミケラン ジェリ、S.ロレンツィ、I.フロインドリッヒの各氏に師事。1967年ミュンヘン国際音楽コンクール二重奏部門第3位。68年ブダペスト、70年チャイ コフスキー国際音楽コンクールで伴奏者特別賞を受賞。以来、国内外でヤーノシュ・シュタルケル、ポール・トルトゥリエ、ペーター・ルーカス=グラーフ、イ ツァーク・パールマン、アンドレ・ナヴァラ、イヴリー・ギトリス、ウート・ウーギ、ミッシャ・マイスキー、モーリス・ジャンドロンなど著名なアーティストと共演のほか、20年間に渡り、毎夏、シエナのキジアーナ音楽院でリッカルド・ブレンゴラ教授と室内楽のクラスを担当。76年から「岩崎淑ミュージック・イン・スタイル」主宰。79年から18年間に渡り「沖縄ムーンビーチ・ミュージック・キャンプ&フェスティバル」、引き続き97年から「沖縄国際音楽祭」を弟の岩崎洸と企画開催。89年、「岩崎淑ミュージック・イン・スタイル」の成果に対して芸術祭賞を受賞。また99年1月、ノルウェー王国功労勲章叙勲。3月には国際交流基金の音楽使節として、岩崎洸とイスタンブール、アンカラ、 ローマへ演奏旅行。現在、演奏活動のほか、イタリアのヴァルセジア・ムジカとカントゥ国際音楽コンクール審査員、99年より08年3月まで桐朋学園大学院 大学教授を務め、現在、尚美学園大学大学院、武庫川女子大学、くらしき作陽大学で客員教授を務める。倉敷市文化振興財団アドバイザー。05年7月福武文化 賞を洸氏と共に受賞。06年、10年高松国際ピアノコンクールで審査員長を務めた。07年7月イタリア・グッビオ音楽祭にてマスタークラス及びアルキメ デ・カルテットと共演、8月フランスのイヴ・ナット音楽祭にてマスタークラス、並びにD.ヤブロンスキー氏(チェロ)と共演。同年10月イヴリー・ギトリ ス(ヴァイオリン)と札幌にて共演、11月岩崎洸、岩崎潤とベートーヴェンの三重協奏曲を岡山フィルと協演。08年ウート・ウーギ(ヴァイオリン)と共 演、各地で公演を行い好評を博す。08年11月、台湾へ演奏旅行など、幅広い活躍を続けている。著書に『アンサンブルのよろこび』(99年/春秋社)、 『音楽さえあれば』(09年岩崎洸共著/吉備人出版)、『ピアニストの毎日の基礎練習帳』(11年/春秋社)がある。「カザルスホールを守る会」代表。国際音楽祭ヤング・プラハ運営委員。
●河野 克典[バリトン] Katsunori Kono
山口県出身。東京藝術大学、同大学院、西ドイツ政府給費留学生としてミュンヘン国立音楽大学で学ぶ。ジュネーヴ国際音楽コンクール、ヘルトゲンボシュ国 際声楽コンクールで入賞。ヨーロッパ、国内でリサイタルを始め、オペラ、オーケストラ、宗教曲の演奏会で活躍。ソリストとして小澤征爾、大野和士、K.ナ ガノ、K.アズマ、G.ベルティーニ氏等といった指揮者と数多く共演。新国立劇場では「魔笛」(パパゲーノ)、「ラ・ボエーム」(ショナール)、「道化師」(トニオ)等に出演。リサイタル・シリーズとして様々な歌に挑戦し企画し好評を得る。シリーズ「新・歌物語」では第2回「ヴォルフの世界」(ピアノ:野平一郎)で文化庁芸術祭優秀賞を受賞、第10回を「マーラーの世界」と題して日本で初めてのオーケストラ歌曲によるリサイタルとして沼尻竜典指揮、NHK交響楽団でサントリーホールにおいて行い大成功を収めた。現在、山口ふるさと大使をつとめる。 http://www.k-kono.com
●島田 真千子[ヴァイオリン] Machiko Shimada
東京芸術大学を首席で卒業・安宅賞受賞。99’年に渡独、6年間ヨーロッパの各地で研鑽を積み、05’年デトモルト音楽大学院を最優秀で卒業、ドイツ国 家演奏家資格を取得。これまで日本音楽コンクール2位、日本モーツァルト音楽コンクール1位、パガニーニ国際ヴァイオリンコンクールやJ.Sバッハ国際コ ンクールなど国内外の多数のコンクールで入賞。愛知県芸術文化選奨文化賞、名古屋市芸術奨励賞を受賞。ソリストとしては東京、名古屋でのリサイタルや、東響、名フィル、セントラル愛知響など様々なオーケストラと共演。また98’年以降毎年サイトウキネンオーケストラのメンバー、水戸室内管弦楽団の公演にも出演し、海外ツアー等に参加している。室内楽では、カザルスホールアンサンブル参加や名古屋しらかわホール主催公演の企画や出演などを重ねており、海外でもヨーロッパ各地や南米チリでのリサイタル、室内楽公演への参加など、活動を続けてい る。これまで田中千香士、マルコ・リッチ、アイザック・スターンの各氏等に師事。現在、NPO法人イエローエンジェルより、G.B.ガダニーニが1769 年に製作した楽器を貸与している。
公式ホームページ http://machikoshimada.com
●堀 沙也香[チェロ] Sayaka Hori
7歳よりチェロを始める。松波恵子、岩崎洸両氏に師事。
東京音楽大学付属高等学校、同大学を卒業。在学中7年間、特待生奨学金を受ける。
第76回読売新人演奏会に出演。その後、桐朋学園大学院大学にてさらに研鑽を積む。在学中、秋山和慶指揮・桐朋アカデミーオーケストラとコンチェルトを共演。NHK-FMリサイタル、毎日新聞主催小児ガン制圧チャリティーコンサート、JTが育てるアンサンブルシリーズ、山陽放送チャリティーコンサートをはじめ、数々の演奏会に出演。倉敷音楽祭、沖縄国際音楽祭、イタリアに於けるシュラーン国際音楽祭、京都国際音楽学生フェスティバル、別府アルゲリッチ音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンなどにも参加している。
●青山 政憲[作曲・編曲・ピアノ] Masanori Aoyama
1983年東京生まれ。3歳よりピアノを始める。都立芸術高等学校音楽科ピアノ専攻を経て、2006年桐朋学園大学音楽学部作曲専攻卒業。これま でにピアノを故 福岡幸子、松本明、吉田真穂の各氏に、作曲を佐藤眞、正門憲也、新垣隆の各氏に師事。静岡交響楽団などの多くの楽団、合奏団、吹奏楽の委嘱作品を手がけ、 またNHK教育「視点・論点」やNHKBS、フジテレビ月9ドラマなどTV番組への音楽提供、NTT DocomoなどのTVCM、また映画「西遊記」「Kunt」などの作・編曲、CDアルバム等のサウンドプロデュース、Live、映画等のオーケストラ作品やオーケストラアレンジなど多岐にわたり活躍。2012年4月 よりNHKラジオ[夜7時NHKきょうのニュース]の音楽を担当。2006年3月 第1回高松国際ピアノコンクール本選課題曲『屋島』を手がけ、また第2回同コンクール審査員を務める。現在SPICATrioメンバー。作曲、編曲を中心 にピアニストとしても幅広く活動中。