Hiroshi Ikematsu & 5 Contrabasses
池松宏が創りだす、新たなコントラバスの世界
会場:東京オペラシティ リサイタルホール
Tokyo Opera City Recital Hall
全席自由 一般5000円 学生3500円
【当日券:18:30より会場入り口にて充分数販売】
演奏プログラム
川島素晴:パgani蟹 ※ソロ:池松 宏ジャン=フィリップ・ヴィレ:コラソング
クリスティアン・ジャンテ:Bass,Bass,Bass,Bass,Bass&Bass
日本の歌より:浜辺の歌 / 荒城の月 / さくら
映画音楽より:ムーンライト・セレナーデ / 「男と女」よりテーマ ほか
Motoharu Kawashima : パgani蟹 *solo, H. Ikematsu
Jean-Philippe Viret : Kora song
Christian Gentet : Bass,Bass,Bass,Bass,Bass&Bass
From Japanese Song : Hamabeno Uta / Ko-Jo-No Tsuki / Sakura
From Film Music : Moonlight Serenade / Theme from "A Man And A Woman" and more.
プロフィール
ソロ・コントラバス奏者として世界中で活躍する池松宏が、最も信頼を置くメンバーで結成されたコントラバス六重奏団。欧州をはじめとした既存のコントラバス・グループにはない独自のテーマとして「日本」を掲げ、オリジナリティ溢れる選曲とパフォーマンスで観客を魅了している。他楽器の曲目をコントラバス用に編曲した、ある種の彼らに向けられた“果し状”をねじ伏せるべく、既存の音域や奏法にはない未知なる領域に足を踏み入れ、極限への挑戦を続けている。※写真左より
●池松 宏 / Hiroshi Ikematsu
1964年ブラジル生まれ。19歳よりコントラバスを始め、堤俊作に師事。桐朋学園大学音楽学部入学後、オーケストラ、室内楽などを小野崎充、西田直文、田中雅彦に師事。卒業後カナダにてゲイリー・カーに師事。1989年NHK交響楽団に入団、1994年より同団首席奏者を務める傍ら、ソロや室内楽などでも幅広く活躍。1992年指揮者を置かない弦楽合奏団「ストリング・アンサンブル“ヴェガ”」を創立し、毎年1回の定期公演を開催。また、現代曲の演奏や初演に積極的に取り組む「プレイアード五重奏団」のメンバーとして、アルバムをリリース。1999年には初のソロ・リサイタルを開催、洗練された音楽性と驚異的なテクニックを披露し一躍話題の的となった。その後も各地でリサイタルを行い、いずれも高評を得た。ソロコントラバス・アンサンブル、サイレントベース5台によるアンサンブルによる公演等、クラシックの枠にとらわれない柔軟なアイデアとパフォーマンスで数多くの聴衆を魅了している。その他、倉敷音楽祭、宮崎国際音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン、ドレスデン音楽祭、サイトウ・キネン・フェスティバル松本への参加、JTアートホール室内楽シリーズに出演。これまでに5枚のソロ・アルバムをリリースしている。2006年NHK交響楽団を退団後、拠点をニュージーランドに移し、同年5月ニュージーランド交響楽団首席コントラバス奏者に就任。現在、紀尾井シンフォニエッタ東京、東京アンサンブル、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバー。世界のトップ・コントラバス奏者の一人として一層の注目を集めている。
●増田 琴美 / Kotomi Masuda
国立音楽大学卒業。桐朋学園研究生修了。コントラバスを池松宏、カナダにてゲイリー・カー各氏に師事。2005年まで国立音楽大学非常勤講師を務める。オーケストラ、室内楽、レコーディングなどを中心に活動。また、他ジャンルのミュージシャンとのバンドなど精力的に活動中。
●木村 将之 / Masashi Kimura
1985年生まれ。埼玉県出身。15歳からエレキベース、コントラバスを始める。これまでにコントラバスを、齋藤順、永島義男の各氏に師事。東京芸術大学卒業、同大学院修士課程修了。芸大在学中にスタジオワークやライブ活動を開始する。コントラバスアンサンブル「Black Bass Quintet」主宰。2012年8月、2ndアルバム発売予定。現在オーケストラ等、クラシックでの活動の他、ジャズ・ポップスなど様々なジャンルで活動している。
●高橋 洋太 / Yota Takahashi
青森山田高校卒業。桐朋学園大学、同研究科修了と同時に2006年、東京都交響楽団に入団。コントラバスを池松宏、山本修、中田延亮、D・マクティア、E・ヴァイセンシュタイナー、J・リノヴィツキの各氏に師事。オーケストラ、室内楽を西田直文、加藤知子に師事。2005年、青森市民文化顕彰受賞。小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトに参加。2007年、東京・青森にてデビューリサイタルを開催し絶賛を博す。これまでに、アフィニス夏の音楽祭、サイトウ・キネン・オーケストラ、東京・春・音楽祭-東京のオペラの森-に参加する。現在、東京都交響楽団コントラバス奏者として活動する他、桐朋学園大学特別招聘講師、オーケストラMAP'Sメンバー。ソリストとしても各地でリサイタル、デュオの演奏会などを開催するなど、ソロ、室内楽と幅広く活躍している。
●山崎 実 / Minoru Yamazaki
東京生まれ。幼少期にヴァイオリンとピアノの手ほどきを受け、16歳よりコントラバスを始める。桐朋学園大学卒業。在学中よりクラシックをはじめ様々なジャンルで活動。1999年バンドネオン奏者の小松亮太氏率いるタンゴユニットのメンバーとなり、様々なライブやレコーディングに参加。2001〜2003年、国立音楽大学非常勤講師を務める。2003年より群馬交響楽団首席コントラバス奏者を務める。2008年9月より1年間、ドイツのケルンに留学。これまでに吉田秀、故江口朝彦、星秀樹、池松宏、河原泰則の各氏に師事。
●西山 真二 / Shinji Nishiyama
東京芸術大学附属音楽高等学校を経て、東京芸術大学器楽科を2001年卒業。学内にて安宅賞、アカンサス音楽賞、受賞。芸大モーニングコンサートで芸大オーケストラと共演。第9回宝塚ベガ音楽コンクール弦楽器部門第3位。第2回YBP国際コンクール第1位。第71回読売新人演奏会出演。トッパンホ一ルデビューコンサートオーディションに合格し、コンサートに出演。これまでに永島義男、西田直文、石川滋の各氏に師事。2003年4月NHK交響楽団入団。現在、NHK交響楽団首席代行奏者。室内オーケストラARCUS(アルクス)メンバー。双子の兄(チェロ)との「Duo Twins」でも活躍中。