大島妙子ピアノリサイタル

演奏プログラム

D. スカルラッティ　ピアノソナタ
D. Scarlatti Piano Sonata
　　　　　　ニ短調　K.213、L.108　
　　　　　　ト長調　K.146、L.349　
　　　　　　ヘ短調　K.481、L.187　
　　　　　　へ長調　K.525、L.188　

　　　　　　ニ短調　K.1、L.366　
　　　　　　ニ長調　K.29、L.461　
　　　　　　ロ短調　K.87、L.33　
　　　　　　ニ長調　K.96、L.465　

F. シューベルト　ピアノソナタ　D959　イ長調
F. Schubert Sonate fr Klavier D959 A-dur

プロフィール

5歳よりピアノを始め、桐朋女子高校音楽科、ドイツ国立フライブルク音楽大学に学び、同大学演奏家コース、並びにソリストコースを最優秀で卒業。ピアノを高良芳枝、安川加寿子、エディット・ピヒト=アクセンフェルト、ティボー・ハザイ、フーベルト・ハリーに学ぶ。又ジョルジュ・シェベック、パウル・バドゥラ=スコダ氏などの夏期講座にもたびたび参加。チャイコフスキーコンクールのチェロ部門で最優秀伴奏者賞、エピナル国際ピアノコンクールで金メダル受賞など、ソロ室内楽双方の分野にわたって数々の賞を受け、ヨーロッパ各地及び、日本各地でソロリサイタル、室内楽の演奏活動を盛んに開始する。
スイス、スウェーデン、フィンランド、ドイツ、オーストリア各地の演奏会、ラジオ出演のほか、スイス、ハンガリー、ルーマニアではオーケストラと共演、モーツァルトのピアノコンチェルトは絶賛を博す。1984年には夫のフェレンツ・セドラックとともにエステルハージートリオを結成。ヨーロッパ、日本各地での公演を続け、好評を博す。
スイスバーゼル音楽アカデミー(大学)で教鞭を取った後、現在はベルン音楽院で後進の指導に当たり、日本にも定期的に帰国、東京および各地での演奏会とともに、NHKFMでのラジオ録音、後進のためのレクチュア及び公開レッスンなどを精力的に行っている。
2005年夏にはスイス　ヴェンゲンのメンデルスゾーン音楽祭にてピアノソロでオープニングコンサートを行い、その後、秋にはスイス国立プロヘルヴェティア財団の支援のもと、アルトゥール・オネゲル没後50周年を記念し、ヴァイオリニストでベルン交響楽団のコンサートマスターであるアレクサンドル・ガヴリロヴィチとともに日本各地、スイス各地、オーストリア ウィーンで演奏会、同時にオネゲルの作品集のCDも発売される。その後、チェコのプラハ・カメラータとバッハのコンチェルト、又シューマンのピアノ五重奏曲を競演し好評を博す。

2008-2009年にかけて、ジョン・トンプソン「はじめてのピアノ教本」(全3巻)、「トンプソンのハノン」を、ヤマハミュージックメディアより、翻訳出版。