Naoki Tsurusaki (Vc.) & Michio Kobayashi (Cem.) Bach Program
会場 : 東京文化会館小ホール
Tokyo Bunka Kaikan Recital Hall
全席自由4000円 当日券あり。13:20頃より小ホール入口にて販売いたします
【出演】
津留崎直紀(チェロ) Naoki Tsurusaki, violoncello
小林道夫(チェンバロ) Michio Kobayashi, cembalo
演奏プログラム
J.S.バッハ:ガンバソナタ 全三曲 BWV.1027~29
Drei Sonaten fr Viola da gamba und Cembalo BWV.1027~29
無伴奏パルティータ(原曲フルート)BWV.1013
Partita BWV.1013
プロフィール
●津留崎直紀(チェロ) Naoki Tsurusaki, violoncello1953年生まれ。1975年東京藝術大学在学中にフランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に学び一等賞で卒業。三木敬之、故 レーヌ・フラショー、故 モーリス・ジャンドロン各氏等に師事。リヨン室内管弦楽団、北海道交響楽団、江別弦楽アンサンブル、小林道夫、植田克己、野平一郎、大野和士各氏と共演の他、エクサンプロヴァンス音楽祭、ベルリオーズ音楽祭などに出演。リヨンオペラ座の室内楽シリーズでは野平一郎のチェロとピアノの為の「二つの肖像」を世界初演。バッハ「無伴奏チェロ組曲」全曲演奏会の実況録音をライヴ・ノーツからリリースし好評を得た。《聴きてはいつしか、理屈を超えた感動に誘われる。[…]そして、第5番の深淵から第6番の高揚へと向かう辺りが、またとりわけ忘れがたい。この様な幸せな形でこの尋常ならざるチェリストを知り得たことは大きな喜びだ。》(濱田滋郎 「レコード芸術」2005年5月号 準特選)
近年は作曲にも力を入れ、リヨン歌劇場の室内楽シリーズで「Impromptu II」、ピアノとクラリネットの為の「ある風景の記憶」などが取り上げられた。2007年には広島と奈良でクラリネットと弦楽四重奏の為の改訂版「ある風景の記憶」が初演され好評を博した。リヨンオペラ座の創立以来のメンバー。
●小林道夫(チェンバロ)Michio Kobayashi, cembalo
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。ドイツのデトモルト音楽大学に留学し、幅広く研鑽を積み、帰国後はチェンバロ、ピアノ、室内楽指揮など多方面にわたり活躍し、特にバッハ、モーツァルト、シューベルトの解釈、演奏は高く評価されている。数多くの世界的名演奏家達と共演し、最も経験豊かな音楽家の一人と言えよう。
1956年毎日音楽賞新人奨励賞、1970年鳥井音楽賞(現サントリー音楽賞)、1972年ザルツブルグ国際財団モーツァルテウム記念メダル、1979年モービル音楽賞をそれぞれ受賞している。
武庫川学院女子大学教授、国立音楽大学大学院教授、大阪芸術大学大学院教授、東京藝術大学客員教授を歴任し、現在、大分県立芸術文化短期大学客員教授。