加藤知子佐々木亮木越洋中井恒仁
室内楽コンサート
Tomoko Kato Vn. Ryo Sasaki Vla. Yo Kigoshi vc. Nobuhito Nakai pf.
Kammermusik Konzert
JT ART HALL Affinis
[全席自由] 5,000円
主催:株式会社プロ アルテ ムジケ
後援:日本ブラームス協会
お問合せ:プロ アルテ ムジケ 03-3943-6677
演奏プログラム
モーツァルト:ピアノ四重奏曲 第2番 変ホ長調 KV493W.A.Mozart : Klavierquartett Nr.2 Es-dur KV493
シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D821
F.Schubert : Sonate fr Arpeggione und Klavier a-moll D821
ブラームス : ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 Op.25
J.Brahms : Klavierquartett Nr.1 g-moll Op.25
プロフィール
加藤 知子(ヴァイオリン)Tomoko Kato,Violin
4歳よりヴァイオリンを始め、三瓶詠子、故久保田良作、江藤俊哉の各氏に師事。
第47回日本音楽コンクール・ヴァイオリン部門第1位、レウカディア賞受賞。翌年の海外派遣コンクールで特別賞受賞。1980年桐朋学園大学卒業。同8月、タングルウッド音楽祭に参加、メイヤー賞受賞。ローレンス・レッサーに師事。アスペン音楽祭、マールボロ音楽祭に出演、ルドルフ・ゼルキンらの指導を受ける。
1981年文化庁派遣研修員として2年間、ジュリアード音楽院に留学。
1982年第7回チャイコフスキー国際コンクール第2位受賞。
1983年帰国。以来国内はもとよりアメリカ、ヨーロッパ、南米、韓国、中国やモスクワ等各地でオーケストラとの共演やリサイタル、室内楽に出演。ソロ活動のほか、室内楽ではリリア・アンサンブルの中枢として活躍。1995年サントリーホール大ホールでのリサイタルは、「持ち前の美音と大らかな音楽的解釈で、客席を埋め尽くした聴衆にヴァイオリンを聴く喜びを伝えることに成功した」、1996年クリヴィヌ指揮リヨン管弦楽団との共演は「特にスケルツォやアンダンテ楽章での熱い情感を込めた歌は、聴き応え充分であった。」と絶賛されるなど、常に高い評価を受けている。コロムビアより「イザイ無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」「朝の歌〜エルガー作品集」「バッハの無伴奏ソナタ&パルティータ全曲」を、またNYS CLASSICSより「シューマン・ヴァイオリン・ソナタ」、「ブラームス・ヴァイオリン・ソナタ」等をリリースしている。桐朋学園大学教授。
佐々木 亮 (ヴィオラ)
Ryo Sasaki,Viola
東京芸術大学付属音楽高等学校を経て東京芸術大学卒業。
在学中、安宅賞受賞。芸大オーケストラと共演。
1991年、現音室内楽コンクール第1位、「朝日現音賞」受賞。
1992年、東京国際室内楽コンクール(民音)第2位、「ルフトハンザ賞」受賞。
1992年秋より、ニューヨーク、ジュリアード音楽院入学。
1993年より2001年までアスペン音楽祭、1998年から2000年までマルボロ音楽祭に参加。Musicians from Marlboro Tour のメンバーに3年連続で選ばれ全米各地にて
演奏。2000年にはマルボロ音楽祭50周年記念コンサートに出演。
ジュリアード音楽院卒業後、ソロ、室内楽奏者として全米各地にて活動。これまでに内田光子、ヒラリーハーン、ナージャサレルノソネンバーグ、リンハレル等と共演し、好評を博す。
CDはEMI/Angelよりチャイコフスキー弦楽六重奏、ブラームス弦楽6重奏をリリース。
2003年帰国。2004年NHK交響楽団入団。2008年より首席奏者。
アポロ弦楽四重奏団、室内オーケストラ「アルクス」、東京クライス アンサンブル、
岡山潔弦楽四重奏団メンバー。
桐朋学園大学、洗足学園大学、東京芸術大学附属音楽高校などで後進の指導にも当たっている。
木越 洋(チェロ)
Kigoshi Yo,Violoncello
元 NHK交響楽団首席チェロ奏者。 昨年6月まで33年にわたりN響と数々の名演を共にした。
吉田貴寿、斉藤秀雄に師事。77年桐朋学園ディプロマコース修了。新日本フィルハーモニー交響楽団の首席チェロ奏者を経て、78年から文化庁在外芸術研修員としてミュンヘン国立音楽大学に留学。ワルター・ノータス氏に師事。その後ミュンヘン国際音楽コンクールなどで入選。帰国後、NHK交響楽団に入団。
ここ数年毎年行っているバッハの「無伴奏チェロ組曲演奏会」は、感動的な演奏として評価が高い。
スケールの大きい朗々たる輝きとまろやかな美しい音色で聴衆を魅了している。
今年からは、長年の念願であったソリスト、室内楽奏者としての活動を本格的に開始した。
洗足学園客員教授、桐朋学園大学講師。
中井恒仁(ピアノ)
Nobuhito Nakai Piano
東京芸術大学附属音楽高校、同大学、同大学院、DAADの奨学生としてミュンヘン音楽大学大学院修了後、ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽大学にて研鑽を積む。ピアノを、梅谷進、植田克己、G・オピッツ、K=H・ケンマーリンクに、ピアノデュオをA・コンタルスキーの各氏に師事。日本音楽コンクール第3位の他、国際コンクールにおいても、ブラームス第2位・聴衆賞、セニガリア優勝・歌曲伴奏賞・室内楽賞、ヴィオッティ第3位等入賞多数。ベルティーニ氏指揮・都響や、W・ケンプ生誕100周年記念・ベートーヴェン・ピアノ協奏曲全曲演奏会(伊)出演など内外のオーケストラとの協演、ブラームス全曲シリーズやリサイタルの他、夫人・武田美和子とのピアノデュオは国際音楽コンクール世界連盟WFIMC加盟コンクールに個々のソロとデュオ共に入賞している唯一の邦人ペアで活発な活動をしている。テレビ「名曲探偵アマデウス」「ピアノぴあ」やラジオの出演、音楽誌「ショパン」の連載も行う。近年では、フランスの音楽祭やドイツでのリサイタルツアーに招聘され「ナイトの称号を与えるべき音楽芸術」など新聞紙上で絶賛された。2014年「久留島武彦文化賞」受賞。ソロのCD「ブラームス」、ピアノデュオのCD「ファンタジー」、「ブラームス:ハンガリー舞曲集&ワルツ集」、「ラフマニノフ組曲」他をリリース。高い評価を得ており、今年はANA国際線機内オーディオ番組で放送される予定。これまで、パリ・エコール・ノルマル音楽院でのマスターコースや、全国各地でのセミナーも数多く行っている。現在、桐朋学園大学准教授。2015年度より名古屋音楽大学客員教授就任予定。
ウェブサイトnakai-takeda.com