マルティン・シュタットフェルト ピアノ・リサイタル J.S.バッハへのオマージュ【渋谷】

演奏プログラム

〜オール・バッハ・プログラム〜

J.S.バッハ
コラール前奏曲「暁の星のいと美しきかな」 BWV 739(シュタットフェルト編)
Wie schn leuchtet der Morgenstern 2 Clav. et Pedal BWV 739 (arr. by Stadtfeld)

トッカータ 嬰へ短調 BWV 910
Toccata in F sharp minor BWV 910

カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」 変ロ長調 BWV 992(全6曲)(シュタットフェルト編)
Capriccio sopra la lontananza de il fratro dilettissimo in B flat major BWV 992 (arr. by Stadtfeld)

トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565(シュタットフェルト編)
Toccata and Fugue in D minor BWV 565 (arr. by Stadtfeld)

・・・・・・・・・・・・・・・・・ Intermission ・・・・・・・・・・・・・・・・・

無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV 1004 より“シャコンヌ”(シュタットフェルト編)
Chaconne from second partita for violin solo in D minor BWV 1004 (arr. by Stadtfeld)

フランス風序曲 ロ短調 BWV 831
French Overture in B minor BWV 831

パッサカリア ハ短調 BWV 582(シュタットフェルト編)
Passacaglia in C minor BWV 582 (arr. by Stadtfeld)

プロフィール

1980年、コブレンツに生まれたピアニスト マルティン・シュタットフェルトは、2002年ライプツィヒでのバッハ国際コンクールで、東西統一後初のドイツ人ピアニストとして優勝を飾り、正統的なバッハ音楽の後継者として不動の地位を築いてきた。
コンクールの2年後、ソニー・クラシカルよりJ.S.バッハ「ゴルトベルク変奏曲」のCDをリリース。このCDでは伝説となっているグールドの録音(1955年)と比較され各方面で大きな話題を得ると、たちまちドイツ・クラシック・チャートの第1位を飾り、エコー・クラシック賞を受賞した。以後これに続くCDで3度もエコー・クラシック賞を受賞している。
今や欧米や日本の音楽シーンで最も重要な演奏家の一人として、演奏活動は多忙を極めており、ミュンヘン・フィルハーモニック管弦楽団、アカデミー室内管弦楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、ウィーン交響楽団、チェコ・フィルハーモニック管弦楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、新日本フィルハーモニー管弦楽団などと共演するほか、東京のすみだトリフォ二—ホール、ウィーン・コンツェルトハウス、ウィーン楽友協会、チューリッヒ・トーンハレ、アムステルダム・コンセルトヘボウなどの世界的なホールに出演、さらにザルツブルク音楽祭、ライン音楽祭、ロッケンハウス音楽祭、メニューイン音楽祭などにも定期的に参加している。
最近では青少年のための音楽活動も盛んに行い、学校訪問をとおしピアニストとしての音楽観を若い世代と共有している。
日本へは2005年、すみだトリフォ二—ホールの「ゴルトベルク変奏曲」公演で初来日。その後、来日を続けている。