Wonderful one Hour vol.19
Thomas Bauer, Baritone Recital
「騎士道」と「和魂洋才」が織りなすリート・デュオ
<一般発売 5月9日(土)〜>
演奏プログラム
ベートーヴェン:連作歌曲「遥かなる恋人に寄す」op.98シューベルト:船乗り D536 / 冥府への旅立ち D526 / ウルフルが釣りをするように D525
竪琴に寄せて D737 / ブルックの丘にて D853
シューマン:詩人の恋 op.48
プロフィール
トーマス・バウアー プロフィールウタ・ヒールシャー(ピアノ) Uta Hielscher, piano
東京生まれ。幼年よりピアノ教育を受け、中村ミキ子氏に師事。ドイツ、ミュンヘン国立音楽演劇大学にて、ピアノをミヒャエル・シェーファー氏に師事、ヘルムート・ドイチュ氏、ジークフリート・マウザー氏、ヴォルフラム・リーガー氏に歌曲伴奏法を、モニカ・レオンハルト氏に室内楽を師事。ドイツ音楽コンクール、国際室内楽コンクール(パヴィア)、青山音楽財団で受賞。歌曲伴奏だけではなく、室内楽奏者として活躍中。トーマス・バウアー …と組んで、シュレージヒ・ホルシュタイン音楽祭、シューベルティアーデ、イタリア・ボーツェンやフランス・サントの音楽祭でリーダーアーベントに出演、好評を得た。ナクソス社、アルスムジチ社よりシューマン、R.シュトラウス、マーラーの歌曲をリリース。特にシューマンの歌曲集「詩人の恋」の伴奏は、高い評価を得ている。2008年から、地元であるニーダーバイエルン地方に良い音楽と芸術をという趣旨でトーマス・バウアーと二人で始めたクルトゥアヴァルト音楽祭(Kulturwald Festspiele)は、毎年、いくつものコンサートを開いている。12年にはトーマス・バウアー(バリトン)、ディートリッヒ・ボルヒマイアー(語り手)を迎えて、ヨハネス・ブラームスの「美しきマゲローネ」、14年には、チェロのセバスティアン・ヘスと室内楽デュオ、15年にはジビラ・ルーベンス(ソプラノ)とリーダーアーベントに出演する。14年2月バイエルン州「芸術アカデミー」(Bayerische Akademie Schoenerkuenste)より、07年から芸術を人々に親しく仲介する音楽祭を開催している功績を称えてヴィルヘルム・ハウゼンシュタイン名誉賞を受賞した。現在、ドイツ・ニーダーバイエルンのクルトゥアヴァルト音楽祭(Kulturwald Festspiel Bayerischer Wald))の事務局長。