〜多摩フィルハルモニア協会 第11回定期演奏会〜
魅惑のポーランド音楽をあなたに!
Fascynjca muzyka polska dla Ciebie!
会場 : たましんRISURUホール(立川市市民会館)
Tamashin RISURU Hall
[全席指定] 3,000円
前売販売終了致しました。
音楽監督・指揮:今村 能
管弦楽:フィルハルモニア多摩
主催・お問合せ先:多摩フィルハルモニア協会
共催:公益財団法人立川市地域文化振興財団
助成:ポーランド広報文化センター
*20世紀に名声を博した偉大な指揮者による何百という録音の中にも、
これほどのものを見出す事はできないだろう! (2000年3月)
ウッチ・フィルハーモニーのアンジェイ・ヒョルスキに捧げた教会での追悼コンサート。ポーランドのバリトン歌手の王者に敬意を表し、二つの不朽の名作が選ばれた。指揮は日本を代表する今村能。多くのコンクールの受賞者でもある彼が我々に聴かせてくれたのは、「未完成」の名で有名なシューベルトの交響曲第8番ロ短調の、前代未聞のオリジナルな解釈であった。
今村能は、絶妙に美しく哀しい、思慕と底知れぬ神秘と感動に満ちた歌を聴衆に聴かせた。これほどまでに人々の心をとらえた第1楽章、言うなれば全く「完成」した演奏を、私は今まで聴いた事が無い。20世紀に名声を博した偉大な指揮者による何百という録音の中にも、これほどのものを見出す事はできないだろう!
このはるかに緩やかなテンポ設定は同様にシマノフスキ:「スタバト・マーテル」の演奏でも引き続き採用された。歌手が一息で歌いきることができる限界までフレーズを引き伸ばしたことで、全く驚くべき、活き活きとした表情と、創造を絶するほどの霊感に満ちた美しさを得た。
アンナ・イジコフスカ・ミラノヴィチ [ポーランド、ウッチ通信 2000.3.14.] 翻訳:平岩理恵
演奏プログラム
●ノヴォヴィエイスキ:「ポーランドの求愛」序曲 〜没後70周年記念〜●ルトスワフスキ:「クリスマス・キャロル」より
合唱:多摩フィルハルモニア合唱団(合唱指揮:今村能)
東大和少年少女合唱団(合唱指揮:立島明香)
●ルトスワフスキ:パガニーニの主題による変奏曲
ピアノ独奏:栗原美穂
●カロル・シマノフスキ:スターバト・マーテル
ソプラノ独唱:津山恵
アルト独唱:石井真紀
バリトン独唱:太田直樹
合唱:多摩フィルハルモニア合唱団(合唱指揮:今村能)