田中淑惠メゾ・ソプラノリサイタル
Yoshie Tanaka Mezzo Soprano Recital
〜ブラームスの夕べ
会場 :東京文化会館小ホール
出演 :田中淑恵(メゾ・ソプラノ) 、三戸誠(ヴィオラ)、中井恒仁(ピアノ)
全席自由:一般5000円、学生3000円
チケット問合せ先 : プロアルテムジケ03-3943-6677
演奏プログラム
ヨハネス・ブラームスセレナーデ
昔の恋
動かぬ生ぬるい空気
永遠の愛
ジプシーの歌
アルトとヴィオラのための2つの歌
4つの厳粛な歌
他
プロフィール
田中淑惠 Yoshie Tanaka, Mezzo Soprano横浜市出身。フェリス女学院高等学校を経て、国立音楽大学声楽科卒業。東京藝術大学大学院オペラ専攻修了。ウィーン国立音楽大学を全教授一致の評価で首席卒業。オーストリア政府より功労賞を受賞。1980年ミュンヘン国際音楽コンクール声楽部門第1位(全部門を通じて唯一、声楽部門では6年ぶりの1位)、国際フーゴー・ヴォルフ歌曲コンクール第1位をはじめ、リオ・デ・ジャネイロ声楽コンクール、ウィーン楽友協会主催ロマン派歌曲コンクールなどにて数々の賞に輝く。「第九」「マタイ受難曲」、マーラーの「復活」、ヴェルディの「レクイエム」などのソリストとして、小澤征爾、ヘルベルト・ブロムシュテット他の指揮の下で国内外のオーケストラと共演するほか、「蝶々夫人」「セヴィリアの理髪師」「コシ・ファン・トゥッテ」「ホフマン物語」などのオペラでも活躍。バーンスタインの「キャンディード」、チレアの「アルルの女」日本初演のソリストとして出演。このほか多くの歌曲リサイタルやテレビ、ラジオ、レコードでも好評を博す。「平安建都1200年記念・式典」にて、政府主催「戦後50年を記念する集い」にて天皇皇后両陛下御前演奏の栄に浴す。近年は歌の楽しさを一人でも多くの人に伝えることにつとめ、リサイタルなど意欲的な活動を行っている。日本演奏連盟会員。日本カール・レーヴェ協会幹事。国立音楽大学、同大学院教授。
三戸 誠 Makoto Sannohe,Viola
国立音楽大学附属音楽高等学校音楽科、同大学を経て、同大学院音楽研究科器楽専攻(ヴィオラコース)修了。1992年ISME韓国ソウル大会にてリサイタルを催す。98年より三戸誠&佐藤由里亜デュオ・リサイタルを毎年開催。99年アメリカ・メーン州“Arcadia International String Festival”に、室内楽・オーケストラのコーチとして参加。2001年フランス・クールシュヴェル“Music Arp“に参加。06年ISMEマレーシア・クアラルンプール大会にてデュオ・リサイタルを催す。また、“Sentuhan International Music Festival”でトルコのAnatolian Sun Quartetとセッションを行い、好評を博す。09年憲法映画「太陽と月と」の音楽を担当する。15年第10回リサイタルを催す。ヴィオラを渡部啓三、ミルトン・トーマス、室内楽を岩崎淑、中村泉の各氏に師事。現在、国立音楽大学、洗足学園音楽大学、玉川大学、明治学院大学、茨城大学大学院、早稲田大学エクステンションセンター各講師。日本演奏連盟会員。
中井恒仁 Nobuhito Nakai, Piano
東京藝術大学、同大学院、DAADの奨学生としてミュンヘン国立音楽大学大学院修了。日本音楽コンクール第3位の他、国際コンクールにおいても、ブラームス第2位・聴衆賞、セニガリア優勝・歌曲伴奏賞・室内楽賞、ヴィオッティ第3位等入賞多数。W.ケンプ生誕100周年記念・ベートーヴェン・ピアノ協奏曲全曲演奏会(伊)出演など内外のオーケストラとの協演、ブラームス全曲シリーズやリサイタルの他、武田美和子とのピアノデュオや室内楽など幅広く活躍。テレビやラジオの出演、音楽誌への連載も行う。近年ではフランスの音楽祭やドイツでのリサイタルツアーに招聘され新聞紙上で絶賛された。ソロのCD「ブラームス」、ピアノデュオのCD「新世界よりスラヴ舞曲集」他をリリース、全日空国際線機内オーディオ番組でも放送される。久留島武彦文化賞受賞。現在、桐朋学園大学准教授、及び名古屋音楽大学客員教授。
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