出演:津留崎直紀(チェロ)、小林道夫(ピアノ)
Naoki Tsurusaki (Vc.) & Michio Kobayashi (Pf.)
会場:Hakuju Hall
[全席自由] 一般¥4,000(当日¥4,500)
U22¥2,000(当日¥2,300)
[当日券] 18:30より会場受付にて販売予定
演奏プログラム
シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調 作品70Robert Schumann:Adagio und Allegro As-dur op.70
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D821
Franz Schubert:Sonata fr Arpeggione und Klavier a-moll D821
シューマン:幻想小曲集 作品73
Robert Schumann:Phantasiestcke op.73
ブラームス:チェロ・ソナタ ニ長調 作品78「雨の歌」
Johannes Brahms:Sonata fr Cello und Klavier D-dur op.78 "Regenlied"
(原曲/ヴァイオリン・ソナタ 作品78)
プロフィール
●津留崎直紀(チェロ) Naoki Tsurusaki, violoncello1953年北海道滝川市生まれ。東京芸術大学在学中にフランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に学び首席で卒業。2011年に30年以上在籍したリヨン国立歌劇場をソロ、作曲活動に専念するために希望退職。同年東京文化会館などで植田克己、渡辺健二、野平一郎、海老彰子などの共演で開催した6回にわたるリサイタル、室内楽シリーズは「音楽の友」等の専門誌など各方面から絶賛される。これまでに上記四氏の他、小林道夫、大野和士、J.ギルバート(リヨン国立管弦楽団コンサートマスター)、J.M.ベルテッリ、Ph.ベルノルド等と東京文化会館、エクサンプロヴァンス音楽祭、ベルリオーズ音楽祭、リヨン歌劇場室内楽シリーズ等で共演した。リヨンオペラ座の室内楽シリーズでは野平一郎の「二つの映像」の世界初演を行った。また、2004年にはバッハの無伴奏チェロ組曲全曲ライヴ録音コンサートを北海道で開催し、ライヴ・ノーツからリリースされたCDは「レコード芸術」2005年5月号で準特選に選ばれた。
作曲ではリヨン歌劇場の室内楽シリーズの為に作曲されら、ピアノとクラリネットの為の「ある風景の記憶」、複数楽器のための「Impromptu II」の他、4本のチェロの為の「Impromptu �T」、チェロとピアノの為の「エフェメール」(2013年東京初演、15年パリ初演)、無伴奏チェロの為の「Ricercare �T, �U」等がある。鈴木敏幸、モーリス・ジャンドロン、レーヌ・フラショー、ポール・トルトリエ、三木敬之各氏などに師事。
●小林道夫(ピアノ)Michio Kobayashi, piano
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。ドイツのデトモルト音楽大学に留学し、幅広く研鑽を積み、帰国後はチェンバロ、ピアノ、室内楽指揮など多方面にわたり活躍し、特にバッハ、モーツァルト、シューベルトの解釈、演奏は高く評価されている。数多くの世界的名演奏家達と共演し、最も経験豊かな音楽家の一人と言えよう。
1956年毎日音楽賞新人奨励賞、1970年鳥井音楽賞(現サントリー音楽賞)、1972年ザルツブルグ国際財団モーツァルテウム記念メダル、1979年モービル音楽賞をそれぞれ受賞している。
武庫川学院女子大学教授、国立音楽大学大学院教授、大阪芸術大学大学院教授、東京藝術大学客員教授を歴任し、現在、大分県立芸術文化短期大学客員教授。