演奏プログラム
J. S. バッハ:トッカータ ハ短調 BWV911C.ドビュッシー:版画
S.ラフマニノ:練習曲「音の絵」Op.39より
第2番、第7番、第8番、第9番
M.ムソルグスキー/V.ホロヴィッツ編:「展覧会の絵」
プロフィール
脇岡洋平(ピアノ)5歳よりピアノを始め、東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て東京藝術大学音楽学部を卒業。2010年ベルリン”ハンス・アイスラー”音楽大学大学院コンツェルトイグザーメン課程の卒業試験において最高点で卒業し、国家演奏家資格を取得。その後1年間ブダペストのリスト音楽院にて学ぶ。
在学時よりかずさアカデミアピアノコンクール、日本音楽コンクール、浜松国際ピアノアカデミーコンクール、などの国内のコンクールをはじめ、カラブリア国際ピアノコンクール、ポルト国際ピアノコンクール、アルトゥール・シュナーベルピアノコンクール、フランツ・リスト賞国際ピアノコンクールなどの数々の国際コンクールにて入賞を重ねる。
2005年度より明治安田文化財団奨学生に2年間、2007年度文化庁海外研修生、また2008年度よりローム音楽財団研修生となる。
これまでに藝大フィルハーモニア、ニューフィルハーモニー千葉、東京シティフィルハーモニック交響楽団、ジョイフルオーケストラ高知、ブランデンブルグ交響楽団、ベルリンコンツェルトハウスオーケストラ等と共演。特にブランデンブルク交響楽団と共演したシューマンのピアノ協奏曲はドイツ国内の音楽雑誌、新聞等で高い評価を得た。
また2010年、2012、2015年に東京文化会館小ホールにて開催したリサイタルでは国内の音楽誌上にて高い評価を受ける。2009年より定期的にブダペストのリスト博物館のリサイタルシリーズに出演し、2013年春にはリストソサイエティーに招かれ、同博物館にて開催されたワーグナー=リスト音楽週間のオープニングセレモニーに出演。
これまでに大畠ひとみ、出羽真理、神谷郁代、堀江孝子、田辺緑、播本枝未子、H.シグフリッドソン、G.クプファーナーゲル、G.ナードルの各氏に師事。また、V.ミシュク、V.マカロフ、A.ヴァルディ、中村紘子、D.バシュキーロフ、P.ギリロフ、B.L.ゲルバー各氏のマスタークラスを受講。
樋口紀美子氏と共演したCD「2台ピアノのための3つのオーケストラ作品」がmolto fineより発売中。
現在ソロピアニストや室内楽奏者として活動する傍ら、後進の育成にも力を入れている。元東京藝術大学音楽学部付属音楽高等学校非常勤講師。現在日本大学芸術学部准教授。