開催場所 :鎌倉芸術館大ホール
コンサート概要 :鎌倉芸術館でのショパン没後150年に向けての2年間にわたるショパン・シリーズの、オール・ショパン・プログラム、ピアノ・リサイタル第一弾を飾る。 ショパンの命日にあたる10月17日には、ディーナ・ヨッフェが登場いたします。 1975年、第9回ショパンコンクールで第2位を受賞。ヨッフェの自然な感情に溢れ、温かく円熟した演奏に御期待下さい。
会員限定優待情報 :
チケット問合せ先 : 鎌倉芸術館チケットセンター 0467-48-4500
演奏プログラム
ピアノ・ソナタ第3番4つの即興曲
アンダンテ・スピアナート
華麗な大ポロネーズ 他
プロフィール
旧ソ連ラトビア共和国に生まれる。リガのダルヴィン音楽学校を経てモスクワのチャイコフスキー音楽院を卒業。その間、1967年プラハ・国際児童コンクールピアノ部門2位、74年ドイツのシューマン国際コンクール2位。1975年第9回ショパン・コンクールで2位の栄誉に輝き、国際的な注目を浴びた。ポーランドの新聞、雑誌はショパン・コンクールでの彼女の演奏を絶賛、日本でもテレビで紹介され多くのファンを得た。以後、ポーランド、ドイツ、チェコスロヴァキア、ソ連各地で演奏、日本にも79年に初来日、「自然な感情の発露を率直に表現していく彼女の演奏には、まことに健康な音楽の喜びが溢れ、聴くもの全てを幸福にしてくれる魅力に満ちている」等と各紙で高い評価を得る。
1989年イスラエルに移住して以来、アメリカ、メキシコ、ベルギー、アルゼンチン、フランス、スイス等世界各地演奏活動を行い、称賛を浴び続けている。これまでにズービン・メータ指揮のイスラエル・フィルハーモニー、ネヴィル・マリナー指揮のNHK交響楽団、東京交響楽団、モスクワ国立フィルハーモニー交響楽団、レニングラード管弦楽団をはじめ、各国のオーケストラと共演。また名古屋、大阪、東京、横浜、札幌で開催された日本ショパン音楽祭で6夜のリサイタルを行い、その模様はNHKで放送された。
1991年よりイスラエル・テルアビブ大学ルービン音楽院教授、近年はイタリア、ウクライナ、ドイツでのマスタークラスでの指導、また95年より夫のミハイル・ワイマン(Vn-)とともに愛知県立芸術大学の客員教授として招かれ、日本を本拠地にして国内はもとより、海外で演奏活動を行っている。
現在、ソロリサイタル、ワイマンとのデュオコンサート、オーケストラとの共演、レコーディング、ラジオ出演など多方面で活躍。