第24回セレモアチャリティーコンサート
会場:よみうり大手町ホール
Yomiuri Otemachi Hall
全席指定SS席¥9,500 S席¥7,500 A席¥6,500
写真:K.Sakayori
演奏プログラム
W.A.モーツァルト W.A.Mozart歌劇「フィガロの結婚」序曲
Ouvertre Le nozze di Figaro
ピアノ協奏曲第23番 イ長調 KV488
Konzert fr Klavier und Orchester Nr.23 A-dur KV488
交響曲第41番 ハ長調 KV551「ジュピター」
Symphonie Nr.41 C-dur KV551 "Jupiter"
プロフィール
高関健 Ken Takazeki, Conductor京都市交響楽団常任首席客演指揮者(2014年4月〜)東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団常任指揮者(2015年4月〜)
桐朋学園在学中の1977年にカラヤン指揮者コンクールジャパンで優勝。ベルリン・フィル・オーケストラ・アカデミーに留学し、1985年までカラヤン氏のアシスタントを務めた。1981年タングルウッド音楽祭でバーンスタイン氏、小澤征爾氏らに指導を受け、ベルゲン交響楽団を指揮してヨーロッパ・デビュー。1983年ニコライ・マルコ記念国際指揮者コンクール第2位、1984年ハンス・スワロフスキー国際指揮者コンクール優勝を経て、1985年1月に日本フィル定期演奏会で日本デビュー。以降国内オーケストラはもとより、ウィーン交響楽団、オスロ・フィル、デンマーク国立放送交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、クラングフォーラム・ウィーン、ケルン放送交響楽団などに客演。サンクトペテルブルグ・フィル定期演奏会では、ロシアの名門オーケストラから豊潤な響きを引き出し、聴衆や楽員から大絶賛を受けた。オペラでは新国立劇場公演「夕鶴」、大阪カレッジオペラ「ピーター・グライムズ」などで好評を博し、京都賞受賞記念ワークショップではブーレーズ氏から、シチェドリン作品日本初演でアルゲリッチ氏・マイスキー氏からその演奏を絶賛されるなど、ソリストからも絶大な信頼を得ている。広島交響楽団音楽監督・常任指揮者、新日本フィル正指揮者、大阪センチュリー公響楽団常任指揮者、群馬交響楽団音楽監督、札幌交響楽団正指揮者等を歴任。渡邉曉雄音楽基金音楽賞(1996年)、齋藤秀雄メモリアル基金賞(2011年)受賞。東京藝術大学音楽学部指揮科教授。
twitter.com/KenTakaseki
久元祐子 Yuko Hisamoto
東京藝術大学音楽学部(ピアノ専攻)を経て東京藝術大学大学院修士課程を修了。読売日本交響楽団、新日本フィル、日本フィル、東京フィル、神奈川フィル、ウィーン サロン オーケストラ、ラトヴィア国立交響楽団、ベルリン弦楽四重奏団など、内外のオーケストラや合奏団と多数共演。
2012年、2014年には、イタリア国際モーツァルト音楽祭に招かれリサイタルを開催。その模様はイタリア全土に放映され好評を博す。2011年ウィーンでのリサイタルではピアノ専門誌の表紙を飾り「ベーゼンドルファー・アーティスト」の称号を受ける。ベーゼンドルファー(1829年製)、プレイエル(1843年製)、エラール(1868年製)などを所蔵し、歴史的楽器の演奏会や録音にも数多く出演。それぞれの時代の中で作曲家が求めた響きと美学を追及する。2010年、ショパン生誕200年記念年には、全国各地でプレイエルを使っての演奏会に出演。軽井沢・大賀ホールにおいて天皇皇后両陛下ご臨席のもと御前演奏を行う。また音楽を多面的に捉えることを目指したレクチャー・リサイタルは、朝日新聞・天声人語にも紹介される。これまでにCD10作をリリースし「ハイドンとモーツァルト」は毎日新聞CD選、レコード芸術推薦版に選ばれ、「ベートーヴェン”テレーゼ””ワルトシュタイン”」はグラモフォン誌上で「どこからどう考えても最高のベートーヴェン演奏」などの評価を得る。著書に「モーツァルトのピアノ音楽研究」(音楽之友社)、「原典版で弾きたい!モーツァルトのピアノ・ソナタ」(アルテスパブリッシング)、「モーツァルトとヴァルター・ピアノ」(学研パブリッシング)など。国立音楽大学准教授、日本ラトビア音楽協会理事
http://www.yuko-hisamoto.jp/
読売日本交響楽団 Yomiuri Nippon Symphony Orchestra
読売日本交響楽団は1962年、日本のオーケストラ音楽の振興と普及のために読売新聞社、日本テレビ放送網、読売テレビのグループ3社を母体に設立された。歴代常任指揮者をアルブレヒトやスクロヴァチェフスキなど、世界的指揮者が務め、2010年4月、第9代常任指揮者に現代フランスを代表する巨匠シルヴァン・カンブルランが就任し、活発なコンサート活動を行っている。2015年3月には、12年ぶりとなる欧州公演をカンブルランの指揮で行い、現地の音楽関係者から、「長い歴史にふさわしく洗練された響きを持つ」と最上級の評価を受けた。現在、名誉顧問には高円宮妃久子殿下をお迎えし、東京・赤坂のサントリーホールでの定期演奏会を軸に9つのシリーズ演奏会を展開している。こうした演奏活動のほか、社会貢献活動として、公益財団法人「正力厚生会」のがん患者助成事業に協力する「ハートフル・コンサート」を続けるとともに、小中学校での「フレンドシップ・コンサート」も手掛けている。また、中規模ホールにアンサンブルを届ける地域密着型の「サロン・コンサート」やアマチュアオーケストラの支援活動など、音楽文化のすそ野拡大にも地道な努力を続けている。
http://yomikyo.or.jp/