Yoshiyuki Hara Piano Recital
賛助出演:原麻里亜(ヴァイオリン)、植草ひろみ(チェロ)
会場 : 東京文化会館小ホール Tokyo Bunka Kaikan Recital Hall
後援 : 社団法人 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)、
日墺文化協会、聖徳大学音楽研究センター、
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校響親会、
原佳大ファンクラブ
演奏プログラム
ショパン:ノクターン ト短調 作品37-1Chopin : Nocturne g-moll op.37-1
ショパン:バラード 第1番 ト短調 作品23
Chopin : Ballade Nr.1 g-moll op.23
ショパン:ピアノ三重奏曲 ト短調 作品8
Chopin : Klaviertrio g-moll op.8
リスト:ソナタ ロ短調
Liszt : Sonate h-moll
プロフィール
原 佳大 Yoshiyuki Hara, piano東京芸術大学付属高校、東京芸術大学ピアノ科卒業。オーストリア・ウィーン国立音楽大学演奏学科ピアノ専攻を、全教授一致の最優秀首席で修了、オーストリア演奏家国家試験に合格。ヨーロッパ各地と東京を中心に、リサイタル、ピアノ協奏曲の協演等、演奏会は250回をこえる。ヨーロッパの主な活動は、ウィーン芸術週間でのリサイタル、ブラティスラヴァでリサイタル、チェコ・スロヴァキア音楽祭での協奏曲の協演、ブルガリア・ソフィアフィルハーモニー交響楽団定期演奏会での協奏曲の協演、ポーランド国立ワルシャワ放送交響楽団との協奏曲の協演、ポーランド全土への放送、クラシッシェ・フィルハーモニー・ボン、ドイツ国内定期公演(ニュルンベルク、カールスルーエ、シュトゥットガルト、ブレーメン、ハンブルグ)での協奏曲の協演があげられる。他にウィーンフィルハーモニー交響楽団の著名な演奏家たちと、多くのアンサンブルを行っていることも見逃すことはできない。彼は、ウィーンの音楽的風土にはぐくまれた、すこぶるウィーン的といえる個性を持ち味とした日本を代表するピアニストの一人だが、柔らかく美しい音色で奏でられる彼の典雅で情緒豊かな演奏は、まさにウィーンを連想させずにはおかないものであり、私たちにウィーンの雰囲気を堪能させてくれるのである。モーツァルトの全ピアノ・ソロ作品を演奏したピアニスト(日本人初)としても、知られている。そのほか、聖徳大学国際モーツァルトシンポジウム、函館国際モーツァルトシンポジウムにパネリストとして参加、コンクール審査、ピアノ指導法講座、論文執筆、学会発表、音楽雑誌の執筆等、精力的に活躍中。CD;シューベルト:ピアノソナタ第21番ほか、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲「皇帝」、モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番(タバコフ指揮/ソフィアフィルハーモニー交響楽団)、モーツァルト:3つのソナタ、きらきら星変奏曲等、ナミ・レコードから発売中。藤井博子、小津恒子、杉浦日出夫、田村宏、水谷達夫、ハンス・グラーフ、レオニード・ブルンベルク、ヴィクトール・トイフルマイヤー、ハンス・カン、クラウス・シルデ諸氏に師事。現在 聖徳大学大学院音楽文化研究科博士課程、音楽学部教授。2005年〜2008年ヴィーナームジークセミナー客員教授。公式ホームページ http://www2.ttcn.ne.jp/~pianist
原 麻里亜 Maria Hara, violin
1990年生まれ。幼少より毎年ウィーンを中心にヨーロッパ各地へ渡欧。2000年より毎夏、ウィーン国立音大夏期マスタークラスに参加し、エドワード・チェンコフスキ、ロスヴィタ・ランダッハの各氏のもとで学ぶ。2006年8月、チェコのムジカ・イストポリターナ室内オーケストラとモーツァルトの協奏曲第5番を共演。指揮者のマリオ・コシック氏の推薦により10月、チェコのオストラヴァとクルノフにて、ヤナーチェクフィルハーモニーと同曲を共演。2007年4月、葛飾文化工房オーディション第1位。ブタペスト・コンサート・オーケストラとサン=サーンスの序奏とロンド・カプリチオーソを共演。芸高・パリユネスコ平和祈念コンサートに参加。8月、ディヒラーコンクール(ウィーンで開催)第1位。受賞者演奏会で絶賛される。2009年8月、第5回ルーマニア国際音楽コンクール弦楽器部門第1位。全部門第1位の最優秀賞を受賞。芸大シンフォニーオーケストラ・ドイツ公演に参加。2010年1月より、サントリーホール・ブルーローズでのルーマニア国際音楽コンクール受賞者演奏会、ルーマニア大使館コンサート、ラ・フォル・ジュルネを始め、多くのコンサートを行う。10月、ルーマニア国際音楽コンクール最優秀賞の副賞としてルーマニアに派遣される。ルーマニア国際音楽祭に招かれ、ブカレストを中心にカンタクジノ宮殿(ジョルジュ・エネスクの館)、ブルラド美術館、イオン・クレアンガ高校、日本大使公邸などでリサイタルをし、大成功を収める。
これまでにジェラール・プーレ、オレグ・クリサ、グレゴリー・フェイギン、澤和樹、山崎貴子の各氏に師事。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、現在、東京藝術大学音楽学部4年在学中。
植草ひろみ Hiromi Uekusa, cello
東京芸術大学付属音楽高校を経て同大学卒業後、10年間(財)新日本フィルハーモニー交響楽団に在籍。在団中、2年間米国シンシナティに留学、同地でリサイタルを開く。退団後、ピアソラのCD“Cafe 1930”をリリース。オペラシティリサイタルホールでのCD発売記念コンサートでは本邦初演の曲を演奏し、好評を博す。又NHK-FM"午後のリサイタル”出演、国内外のアーティストの録音やカーネギーホール公演、草月ホールでのリサイタルなどを行う。
現在、聖徳大学音楽学部講師、アンサンブルフォルテメンバー。その他、室内楽やオーケストラの首席奏者など幅広い演奏活動を行うチェリストとして活躍中。2011年6月、ディスククラシカより“いつかの美しいあの日のように”というタイトルのCDをリリース予定。 http://www.U1.sokei.co.jp/Hiromi/