中川賢一のバレエ音楽アナリーゼ
会場:汐留ホール
料金: 大学生・一般¥3000 小中学生:¥1500 親子ペアチケット:¥4000
お問合せ: Tel.0120-14-2122
演奏プログラム
バレエ音楽のアナリーゼ(楽曲解説)第一回:プロコフィエフ「ロミオとジュリエット」
プロフィール
中川 賢一[ピアニスト/指揮者] Ken'ichi Nakagawa桐朋学園大学音楽学部ピアノ専攻卒業。同時に指揮も学ぶ。卒業後渡欧し、ベルギーのアントワープ音楽院ピアノ科最高課程、特別課程をそれぞれ優秀、首席の成績をおさめ修了。在学中にフォルテピアノ、チェンバロも習得。97年オランダのガウデアムス国際現代音楽コンクール第3位。ベルギー、パリ、イギリス、オランダ、カナダ、ベネズエラ、メキシコ、韓国、など各地の音楽祭に出演するほか、ドイツ、フランス、スイス、スペイン、ポルトガル、ハンガリー、オランダ、アメリカ、中国、ニューカレドニアなど世界各地で演奏を行う。日本ではサントリーサマーフェスティヴァル、東京の夏音楽祭、武生国際音楽祭に数多く参加。武生国際音楽祭では、クラングフォルムウィーン、ムジークファブリーク、アンサンブルルシェルシュ、アルテルエゴなどを指揮、アルディティカルテットと共演。
98年帰国後は、ソロ、室内楽奏者、指揮者として活動。新作初演も多い。数々の音楽祭、「名曲リサイタル」「現代の音楽」などNHK-FM多数出演ほか、様々なオーケストラと協演を行う。現代音楽アンサンブル「アンサンブル・ノマド」のピアニスト、指揮者として活動するほか、ダンスや他分野とのコラボレーションも多い。 夏木マリの「印象派」シリーズに連続出演、音楽監督も行う。故・頼近美津子、伊藤ひろ子、平野文等の朗読と音楽のコラボレーション、2003年「Just Composed in Yokohama 2003」(横浜)、2004年「超難解音楽祭」(仙台)音楽監督・プロデュースなどの活動を行う。オリヴィエ・メシアン「幼子イエスに注ぐ20の眼差し」(2時間)全曲演奏を05、06、08、09、10年に、09年に3時間半の大作「鳥のカタログ」(3時間半)、全曲演奏またジョン・ケージ「ソナタとインターリュード」(1時間)等現代の大曲の演奏を行う。
指揮者としては、東京室内歌劇場においてフィリップ・グラス作曲「流刑地」、パウル・ヒンデミット作曲「往きと帰り」マイケル・ナイマン作曲「妻を帽子と間違えた男」などの現代オペラを指揮。また芥川也寸志作曲、オペラ「ヒロシマのオルフェ」では広島交響楽団と共演。最近ではタップダンサーの熊谷和徳との共演で東京フィルハーモニー交響楽団を指揮。東京フィルハーモニー交響楽団では「ドクトル中川」の名前で、様々な曲のアナリーゼをライヴ、ウェブ上ともに展開する他、札幌交響楽団、水戸室内管弦楽団、NHKテレビ「名曲探偵アマデウス」、朝日カルチャーセンターでも様々な対象へアナリ ーゼを行っている。
02年から(財)地域創造の登録アーティストとして国内各地の公共ホールでピアノ仕組みを知る、子供のための体験型ワークショップや、ピアノの歴史についての映像、音声を交えたお話、ピアノの演奏と他分野のコラボレーションなどの、ユニークなワークショップおよびコンサートを行う。「神楽オペラ」(大分県豊後大野市) 「アワビ伝説」(宮城県七ヶ浜町)、「愛の歌」(沖縄県名護市)ほか地元参加型の舞台作品制作などに指揮者、編曲者として携わる。お茶の水女子大学、桐朋学園大学非常勤講師。2001年度宮城県芸術選奨新人賞受賞。