みなさんこんにちは!
ツアーもいよいよ折り返し地点。みなさまお楽しみいただけていますでしょうか?
長泉公演、横浜公演をご覧になった方はもうご存知だと思いますが、今回のツアーはリーダーのジェイミー・レイによる軽快なトークも見どころの一つ。
そこで、横浜公演でのMC内容を少しだけ公開します!
これからコンサートの方はネタバレ注意⚠️
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【横浜公演MC】
(演奏)
ジェイミー・レイ:
皆さん、こんばんは!私たちはVoctaveです。今夜、皆さんと一緒に過ごせることをとても嬉しく思っています。私はジェイミー・レイ、Voctaveのプロデューサー兼アレンジャーです。そして、今日は私たちにとってとても特別な夜です。なぜなら、これが私たちの初めての日本ツアーだからです!
先日、長泉町で初めての公演を終えたばかりですが、とっても綺麗なホールでした。
皆さん、私たちのコンサートを見たことがある方はいらっしゃいますか?
フロリダで見たことがある方がいらっしゃいますね。素晴らしい!皆さんにお会いできて本当に嬉しいです。
さて、今夜は日本以外からのお客様もいらっしゃいますか?
ハワイから!大好きな場所です。
そこの君は?フィリピンから!お越しいただきありがとうございます。
これまで、日本からアメリカに来て私たちの演奏を見てくださった方々がいらっしゃいました。今回はそのお返しとして、皆さんに素晴らしい体験をしていただきたいと思っています。今夜は、皆さんにとって特別な夜になるよう努めます……
カート・ヴォン・シュミッタウ:
もしもし?(電話を取るデスチャー)
ジェイミー:
どうしたの?
カート:
ワタシのハハです(日本語)
ジェイミー:
本当に?何かあったんですか?
カート:
日本のみんなに息子を紹介してくれって。
ジェイミー:
分かった。後でね。
カート:
いや、お母さんは今すぐにって!
ジェイミー:
わかりました。皆さん、バリトンのカート・ヴォン・シュミッタウをご紹介します!
カート:
みなさん、実は今すぐ登場したかっただけです!皆さんと一緒に過ごせてとても嬉しいです。今回は私が共同司会をつとめます!
私を見て下さい。シャツが少しキツイですよね。日本に来てからとても美味しいご飯を食べすぎて太ってしました!もう食べさせないで下さい!!
ジェイミー:
さて、今夜はディズニーの楽曲やブロードウェイのミュージカルナンバーをお届けします。
カート:
私たちはディズニー・ワールドの近くに住んでおり、ディズニーの音楽が大好きです。
でも、今夜は少し違ったことを試してみたいと思います……
(演奏)
ジェイミー:
ありがとうございます。私たちが初めて日本に来ることが決まったとき、日本語を少しでも話せるようにと、Duolingoで勉強を始めました。
「おいしいです」とか「とてもおいしいです」と言えるようになりました。
そして、「スゴイ」という言葉を覚えました。これは英語でいう「amazing」や「fantastic」にとても近いと思います。
(演奏)
ジェイミー:
ありがとうございます。ディズニーの音楽は私たちにとって特別な意味があります。
ウォルト・ディズニー自身が、リチャードとロバート・シャーマンという兄弟に曲を依頼していました。彼らは「メリー・ポピンズ」や「ジャングル・ブック」の音楽を手掛けました。すごい名曲だよ。
二人はこんな言葉を残しました。
−−−男たちは、巨人と共に歩く夢を見る。
時の大建築に、自らの名を刻むために。−−−
つまり「人は誰しも、記憶に残りたいと願っている」ということだね。
何かを成し遂げたい、意味ある存在でありたいと。
そう思うと、あの二人の兄弟は、どれほど分かっていただろうか?
あの巨人、ウォルト・ディズニーのそばを歩いていた時、その偉大さを。
ウォルトは毎週金曜日に彼らに「曲を弾いてくれ」と頼んでいたそうで、それがこの曲……
(演奏)
ジェイミー:
ありがとうございます。次に、私たちの素晴らしいメンバーをご紹介します。
(女性メンバー紹介)
そして、私たちがVoctaveとして最も多く歌った曲の一つをお届けします。
(演奏)
ジェイミー:
すごく良い曲だよね。もう本当に大好き。
この曲、ずっと前から歌っているんです。
だからこそ、私たちのお気に入りなんです。
みんな楽しんでくれてる?
オゲンキデスカ?(日本語)
私たちはめちゃくちゃ楽しいです!そしてね、もう一曲だけ歌いたいんだけど、その前に…ちょっとだけ休憩を挟みます。
(インターバル)

(演奏)
ジェイミー:
みなさん、本当にありがとうございます。そして、お帰りなさい!
さて、さっきの曲がどの作品のものか、誰か分かりますか?
そう、そうです!『ウィキッド』です!
私たちも大好きな作品です。
次にお届けする曲は、ディズニーの曲ではありませんが、私たちのお気に入りのアメリカンソングの一つです。
きっとどこかで耳にしたことがあると思います。もし最初は分からなくても途中で「あ、これ知ってる!」って思ってもらえるはずです。
(演奏)
ジェイミー:
わぁ、ありがとうございます!
私たちは数日間、この美しい国に滞在しています。
カートが言っていたように、食べ物はもちろん最高です。
でも、それだけじゃなくて、他のすべてのことも素晴らしいです。
昨日は東京ディズニーシーに行ってきました。私たちはオーランドに住んでいて、ディズニーランドにはよく行きますが、東京ディズニーシーも大好きです。
そして、この国全体に恋をしました。
みなさんは、すべてに対してとても丁寧で、特に伝統を大切にしています。
伝統はここでとても重要で、私たちはそれが大好きです。
アメリカでも同じようであればいいのにと思います。
でも、アメリカの私の家族には、クリスマスに行う素敵な伝統があります。
全員の名前を書いたくじ引きを引いて、その人に手作りのプレゼントを作るというものです。
中には本当に上手に作る人もいれば、そうでない人もいます。
私は他の才能があるので、今回はその才能を使って妹へプレゼントを作りました。
妹とは一緒に映画ミュージカルを観て育ったので、友達を集めて、これを彼女に贈りました。
(演奏)
ジェイミー:
さて、ここで質問です。
ここにいらっしゃる皆さんの中で、ソーシャルメディアでVoctaveを初めて知った方はいますか?
(数名の手が上がる)
素晴らしい!
私たちは10年前に結成して、YouTubeやFacebook、Instagram、TikTokなどに動画をアップしていました。
以前、SNSの会員のために、テレビのテーマソングを集めたシリーズを録音しました。
アメリカのテレビ番組のテーマソングで、『メアリー・タイラー・ムーア』や『グローイング・ペインズ』、『チアーズ』、『フレンズ』などです。
今日はその中からいくつかをお届けします。
最初の曲は、みなさんが知っているかどうか分かりませんが、きっと気に入っていただけると思います。
みなさんの手拍子が必要ですので、一緒に手を叩いてくださいね!
(演奏)
ジェイミー:
さて、みなさん。さっき曲が何のテーマソングか分かりますか?
そうです、『ジェファーソンズ』です!素晴らしい、よく分かりました!
アメリカの観客よりも、ずっと上手に手拍子をしてくれましたね。
リズムもぴったりで、素晴らしいです!ありがとうございます!
次の曲は、私たちにとって新しい挑戦です。今回のツアーで初めて取り入れました。
日本に来ることができて、この曲を歌えることがとても楽しみでした。
日本のバージョンはアメリカのものとは少し違いますが、
この曲は、私たちのお気に入りの日本のゲームからインスパイアを受けています。
すぐにそのゲームが分かると思いますよ!
(演奏)
ジェイミー:
さて、ここでグループのメンバーを紹介します。
先ほど少し紹介しましたが、
(男性アーティストの紹介)
さて、女性陣が先に歌いましたので、今度は私たちの番です。
この曲を作るとき、バスは悪役、テナーはヒーローだと思って、ディズニーのヒーローとヴィランの対決を描いてみました。
誰が勝つか、楽しみにしてください!
(演奏)
カート:
みなさん、少しお時間をいただいてもよろしいでしょうか?
今夜、特に感謝したい人がいます。この人がいなければ、Voctaveは存在しません。
私たちが歌うすべての音符は、この人がアレンジしてくれています。
彼は素晴らしい歌手であり、素晴らしい友人でもあります。
どうぞ、ジェイミー・レイに大きな拍手をお願いします。
ジェイミー:
ありがとうございます、カート。
私がここに立っていることが、どれほど幸運なことか、みなさんに伝わっていると思います。
私はただ、黒い点を紙に書いて、この素晴らしい人たちに歌ってもらっているだけです。
10年前、私たちが始めたとき、ただ好きな歌を歌っていただけでした。
それが、今ではこんなに大きな形になって、世界中の人々と共有できることが、信じられません。
私たちには、特別な計画があったわけではありません。ただ、好きなことをしていただけです。
そして、これからも、創造し続けます。
(演奏)
ジェイミー:
次は……(続きは公演でお楽しみに!)