【公演レポート】声のオーケストラVoctave 満席のLINE CUBE SHIBUYAが総立ちになった夜

2026年7月15日、LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)。猛暑ともいえる暑さの中、2,000席近い客席は満席になりました。“声のオーケストラ”Voctave(ヴォクターヴ)、全12公演におよぶジャパンツアー。その中で私たちプロアルテムジケが主催を務めた東京公演の一夜を、今日はご報告させてください。

最初のハーモニーで、客席がどよめいた

LINE CUBE SHIBUYAの舞台に整列したVoctaveの12人
LINE CUBE SHIBUYAの舞台に立つ、“声のオーケストラ”Voctaveの12人

開演。11人が舞台に並び、最初のハーモニーが鳴った——その瞬間、客席に「おおーーー」というどよめきが走りました。思わず声に出してしまう方がいるほどの、圧倒的な声の厚み。楽器はひとつもありません。それなのに、目を閉じればフルオーケストラが鳴っているかのような、豊かで立体的な響き。「声のオーケストラ」という呼び名が誇張ではないことを、会場にいた全員が最初の数十秒で理解したはずです。

Voctaveメンバーによるデュエット
ソロやデュエットでは、一人ひとりの声の個性が際立つ

ディズニーからブロードウェイまで——笑いと涙のショー

プログラムは、誰もが知るディズニーの名曲の数々に、ブロードウェイ・ミュージカルのナンバーの数々。11の声が織りなすアレンジは、原曲を知っている人ほど「こんなふうに聴こえるのか」と驚く仕掛けに満ちています。

そして曲間のMCがまた、軽快なこと。客席を沸かせる掛け合いで笑いを取ったかと思えば、時にしんみりと涙を誘う語りも。歌とトークが一体になった、まさに“ショー”と呼ぶべき2時間でした。

Voctave女性メンバーによるナンバー
曲ごとに編成が変わり、最後まで飽きさせない

リーダーJameyの気迫

MCで語りかけるVoctaveメンバー
MCでは笑いも、そして終盤には涙も

実はこのツアー中、リーダーのJamey(ジェイミー)は体調を崩し気味でした。それでも「何とか東京公演に間に合わせたい」と、ツアーの途中で療養の時間を取り、この日の舞台に立ってくれました。

その歌声とステージングは、まさに気迫と執念。グループ全体を、そしてコンサートホール全体を、ぐいぐいとけん引していきます。終盤のMCでは、こみ上げるものがあったのでしょう、彼自身が感極まって涙する場面も。その姿に、客席からはひときわ温かい拍手が送られました。トータルで、本当に素晴らしいショーになったと思います。

鳴りやまない拍手、スタンディングオベーションの嵐

スタンディングオベーションで手を挙げる観客
終演後、客席は総立ちに

公演が終わると、会場中がスタンディングオベーションの嵐に包まれました。立ち上がり、手を高く挙げて拍手を送るお客さまたち。私も観客席側からこの光景を見ていましたが、2,000人の熱がひとつになるあの瞬間は、何度立ち会っても鳥肌が立ちます。コンサートを運営する側として、アーティストを招聘する側として、これほど冥利に尽きる光景はありません。

12公演、日本中を回って

今回のツアーは全12公演。私たち社員も日本中を帯同しました。正直に言えば、体力的にはきついです。真夏の暑さも相まって、社員はみんな、へとへとになりました。

それでも——この歌唱と、スタンディングオベーションの嵐と、公演後のアーティストとお客さまの笑顔を目にすると、「ああ、このためにやっているんだな」と、涙が出そうになる。そんな仕事ができていることが、大変うれしいし、誇らしい。

これが、ツアーを走り切った私たちの、いつわらざる実感です。

おわりに

胸に手を当てて感謝を伝えるVoctaveのメンバー
胸に手を当て、客席に感謝を伝えるメンバーたち

猛暑の渋谷に集まってくださった2,000人のお客さま、全国各地の会場でVoctaveを迎えてくださったみなさま、そして最高のショーを届けてくれたVoctaveの11人に、心から感謝申し上げます。

プロアルテムジケでは、これからも「この一夜のために」と思える本物のステージをお届けしてまいります。次の公演で、またみなさまにお会いできますように。

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