ディズニーお好きな方〜!
は〜い!
音楽も映画も最高なディズニーの激アツグループが来日!?
彼らの名前は…ヴォクターヴ!
ヴォクターヴとは
アメリカのフロリダ州にあるディズニー・ワールドのアミューズメント、ヴォイス・オブ・リバティーの元メンバーにより結成された11人のアカペラグループ。コロナ禍にYouTubeで大ブレークし、なんと現在1億5000万再生!
2023年のツアーは44公演でアメリカを横断。人民が選び、人民が認めた、アメリカを代表するヴォイス・オーケストラです![1]
そんな彼らを知るには、彼らが活躍していた"ヴォイス・オブ・リバティー"を知る必要があります。
ヴォイス・オブ・リバティーとは
日本でこの名前を聞いたことがあるあなたは相当なディズニーマニア!
ヴォイス・オブ・リバティーは、アメリカのフロリダ州、ディズニー・ワールドにあるエプコット[2]、その中のアメリカン・アドベンチャーで上演されているアトラクションです。
なんとディズニー・ワールドオープン日の1982年10月1日から稼働している大人気アトラクション!毎年何億人ものお客様がアメリカン・アドベンチャーで彼らの歌声を楽しんでいます。
ヴォイス・オブ・リバティーの創設はオーケストラ・アレンジャー兼作曲家のデリック・ジョンソン。
彼は音楽家として150曲のオリジナルソング、23のカンタータ、2800の音楽アレンジを作成し、32冊の合唱コレクションの本を出版、14のレーベルで98枚の録音アルバムの制作に関わってきました。
ヴォクターヴの11人は全員ヴォイス・オブ・リバティー出身であり、彼らはここで出会い、鍛えられ、のちにヴォクターヴ誕生へと繋がりました。
デリック・ジョンソンは今年の7月にオフィシャル・ディズニー・ファンクラブのD23からインタビューを受けました。[3]彼の思い出を少し覗いてみましょう。
__________
D23インタビュアー: ヴォイス・オブ・リバティー初演の思い出を教えてください。
エプコットのオープニング前に、特別ゲスト向けにパークが3日間プレ・オープンしました。プレ・オープンの初日、彼らが歌い終わると、一人の女性がヴォイス・オブ・リバティーの演奏を絶賛しました。彼女は後教えてくれたのは、彼女の父親にとって、今日あったすべての体験の中でヴォイス・オブ・リバティーがいちばんのお気に入りだったということです。実は彼女の正体はダイアン・ディズニー・ミラー、ウォルト・ディズニーの長女そのひとでした。
ヴォイス・オブ・リバティーはどうしてエプコットで長く愛されているのだと思いますか?
それは、ヴォイス・オブ・リバティーのショーが観客との関係を重視しているからです。彼らはステージ上ではなく、観客の近くでパフォーマンスを行い、観客を巻き込みながら楽しませることで深いつながりを築いてきました。また、彼らが歌う音楽は希望や励ましに満ちており、多くの人々に感動を与えています。
お気に入りの曲について
アメリカ民謡の「シェナンドー(広大なミズーリ川を越えて)」が特に印象に残っています。初めてのリハーサルで静かに歌っていると、エプコットのクルーたちが集まってきて聴いてくれました。「リパブリック讃歌」も思い出深い曲です。ロナルド・レーガン大統領が私たちの演奏を聴いて涙を流したことが、ヴォイス・オブ・リバティーのロングラン公演のきっかけの一つになりました。
ヴォイス・オブ・リバティーの哲学を教えてください
観客とのつながりを大切にすることです。毎回、聴衆に持ち帰ってもらえる何かを提供することを心がけています。生演奏のアカペラを連日行うというのは公演上のリスクが伴いますが、そこには観客との特別な体験があります。
__________
ジョンソン氏のインタビューから浮かび上がるのは、ヴォイス・オブ・リバティーの音楽が持つ深い意味と、観客とのつながりの重要性です。彼らのパフォーマンスは、単なるエンターテインメントに留まらず、希望や感動を共有する貴重な瞬間を提供しています。ウォルト・ディズニーの長女による称賛のエピソードからもわかるように、ヴォイス・オブ・リバティーはディズニー・ワールドに訪れた多くの人々の心に深く根付いた存在であるといえます。
そしてその哲学は、ヴォクターヴにも受け継がれています。
ヴォクターヴの歌を通じて、観客に笑顔と感動を!その気持ちは彼らのYoutubeからも伝わります。
ディズニーファンの皆さん、いかがでしたか?ヴォクターヴの魅力やそのルーツであるヴォイス・オブ・リバティーの歴史を知ることで、彼らの音楽の深さを感じることができましたね。ジョンソン氏が語るように、観客との強い絆を大切にし、希望や感動を届ける彼らのパフォーマンスは、私たちに特別な体験を与えてくれます。これからも、ヴォクターヴの素晴らしい音楽に触れ、彼らがもたらす魔法の瞬間を楽しみましょう!