ヨルゲン・ファン・ライエンの共演者アルマ弦楽四重奏団のことはは知っていますでしょうか?
そう!世を揺るがす、世紀の大コンサートはもう直ぐ!
…大声で失礼しました。「アルマ弦楽四重奏団」の日本での知名度はまだまだ低く、これを機に注目をしたいただきたいと思い、今回のブログを作成しました。
トロンボーン・クラスタの方々も、今回ばかりは!お付き合いをお願いします。
(トロンボーンの話はこちらから)
では始めましょう!
アルマ弦楽四重奏団とは
アルマ弦楽四重奏団は2014年に結成され、メンバー全員がロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の一員です。
冒険心旺盛の彼らは電子音楽に弦楽器を組み込んだり、クラシック以外のアーティストと組み、オーケストラメンバーとは思えない演奏をする事もあります。
例えばこちらの動画!
Love and Death (Ebo Taylor) by Nana Adjoa, Alma Quartet & Arifa – Concertgebouw Sessions
「コンセルトヘボウ・セッションズ」という公式チャンネルから一曲。(こういった活動もロイヤル・コンセルトヘボウならではですね。)
こちらは、ナナ・アジョア(シンガーソングライター)、アルマカルテット、アリファカルテットの2回目の共演映像です。ガーナ出身のエボ・テイラー作詞作曲《Love and Death 》の大胆なアレンジ。アリファのダンサブルなサウンドとアジョアのスムースな歌声、そしてアルマの豊かな響きが空間を満たします。
公園を歩く時にぴったりな曲ではありませんか?
元の曲のアフロビート独自の忙しいドラムビートとは違い、シンプルで落ち着いた音になっており、アジョアの歌声とストリングスのハーモニーが1番の魅力です。
Alma Quartet | Brahms String Quartet #3 II. Andante
続いてアルマカルテットの公式チャンネルから一曲。オランダの公共ラジオ「NPO Radio 4」でのライヴパフォーマンス映像です。
《ブラームス 弦楽四重奏曲第三番》より2楽章 Andanteです。ラジオの生放送でブラームスがかかるというのもいいですね…
ちょっとだけおしゃれなサンドイッチが入ったバスケットを持って、海辺でレジャーシートをひいて聴きたい。そんな演奏に感じます。
アルマカルテットの守備範囲には驚くばかりです。リリースしている数々のアルバム全てに異なる見どころがあります。
Korngold: String Qualtet No.1, Op.16 | Piano Quintet Op.15
このアルバムについて彼らはこう語っています。
「アルバム名は『エンカウンター』の方がふさわしいかも知れない。何故ならこのアルバムを作成している時、コルンゴルトとの音楽的な出会いと同時に、ウィーンからハリウッドまで、歴史の暗黒の数十年を旅することもあり、ピアノ奏者のセヴリンとの芸術性と友情の出会いもありました。」
彼らはアルバムを2020年コロナ真っ只中に作品をリリースし、グラマフォン、アメリカン・レコード・ガイド、BBCミュージックマガジンなどから盛大に讃えられました。
他に2023年にリリースした「MIRRORED IN TIME」も世界中で絶賛されています。
おわりに
このアルバムに含まれている「R.シューマン:幻想小曲集」、「K.マイエリング:ロック・ザット・トロンボーン」は7月16,17,19日のヨルゲン・ファン・ライエンとアルマ弦楽四重奏団の大、大コンサートで演奏します!是非お見逃しなく!
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